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シロアゴヤマガメ

バタグールガメの仲間の第23弾は、ド迫力で貫禄十分の個体の写真を使ってシロアゴヤマガメです!

執筆者:星野 一三雄

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シロアゴヤマガメ

学 名Leucocephalon yuwonoi別 名:-英 名:Sulawesi Forest Turtle分 布:スラウェシ島北部(インドネシア)甲 長:最大25.6cm

スラウェシ島の一部にのみ生息する比較的大型のヤマガメです。他のヤマガメ類と異なり1属1種の、いわゆるモノタイプです。

背甲の中央部に発達したキールがあり、その両脇にも弱いキールがあります。背甲の色は、成体では黄褐色から暗褐色ですが、幼体ではややオリーブ色がかっているようです。背甲の形は幼体時にほぼ円形あるいはハート形で後縁に鋸歯状のトゲがあります。腹甲は明るい黄色一色ですが、暗褐色のブロッチがある場合もあります。

名前のように下顎が白みがかりますが、成体のオスでは上の写真のように頭部から前肢まで白くなります。

1994年に新種として記載された、歴史の浅いカメですのでほとんど自然での生態はわかっていませんし、流通量も非常に少ないため飼育下での生態もほとんど情報がありません。

おそらく熱帯雨林の中の沢周辺で生活する半水生のカメのようで、飼育下でも水に対する依存性が強いようです。しかし、おそらく他のヤマガメ類などと同じような生活をしていると想像されます。

生息数があまり多くないのか、流通量は少なく比較的珍しい種類と言えます。

成体のオスの写真を見てしまうと、なんだかちょっと...って感じのカメですが、それでいいんだと思います。

こういう種類なんていうのは、例えば「日本でCB化してやるぞー」みたいなモチベーションを持った、つまり本種でなければいけないんだ!っていう方が飼育するカメです。それに、日本のカメファンでなければ飼育下での繁殖確立なんてマジメに取り組もうなんて考えないでしょうから。

そもそも飼育も決して容易ではないらしいですから。

CITES(ワシントン条約)の付属書II類掲載種

シロアゴヤマガメ
写真提供:Herptile Lovers
赤っ恥をかかない程度の知識
  • インドネシアのスラウェシ島にのみ分布
  • 新種として記載されたのは比較的最近
  • 流通量は少ないが、定期的にあるらしい
  • 生態の情報はほとんどない

幼体

幼体

画像をクリックすると拡大画像と詳細が表示されます飼育の基本情報飼育容器60cmクラス以上の水槽や衣装ケースなど。温度温度の22~27℃程度が適温。高温部は27~30℃程度まで。冬は保温が必要照明あまり明るくない方がいいと思われる床材(底砂)保湿性のある素材を厚めに敷く容器内レイアウト陸生が強いとされるが、体高の半分程度の水深の水場を設置する。場合によっては半分くらいを水場にしてもいいかもしれない餌食性はよくわかっていないが配合飼料も食う
基本的な世話いわゆるハコガメやヤマガメ類の飼育法ポイントは
  • 極度の高温と乾燥に注意
  • 水質の悪化に注意
  • 一週間に1回、霧吹きなどによって多湿になるようにする
  • WC個体の多くは大量の寄生虫を持っているようなので、必ず駆虫を行う
  • など※「飼育の基本情報」は「爬虫・両生類ビジュアルガイド 水棲ガメ2(誠文堂新光社)」および海外サイトを参考にしました。

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