パンサーカメレオン"ピカソ" [爬虫類・両生類] All About

TOP＞トカゲ＞カメレオンの仲間＞パンサーカメレオン"ピカソ"

パンサーカメレオン"ピカソ"

学　名：Furcifer pardalis別　名：－英　名：Picasso Panther Chameleon分　布：マダガスカル北部全長：オス52cm　メス35cm

非常に美しく、もっとも人気があるカメレオンであるパンサーカメレオンの地域個体群というか商品名の一つです。

パンサーカメレオンの地域個体群のリストや一般的な形態・生態などに関してはパンサーカメレオン"ピカソ・アンビローブ"の項を参照にしてください。

パンサーカメレオンの地域個体群は、地域名で呼ばれるのが一般的なのですが、本個体群は北部で採集されるもので、極彩色と個体ごとに個性があって各個体ごとに異なる色彩が特徴で、かの偉大な画家パブロ・ピカソに因んで商品名として名付けられたようです。

主にこの名称で呼ばれるのは「赤系（アンビローブと呼ばれることが多い）」と「青系（マンガと呼ばれる）」に分かれており、それぞれほとんど細かい産地などは明らかにされていません。多くの謎に包まれた個体群と言えるでしょう。

しかし、ピカソとはよく名付けたものです。しゃれてますよね。

CITES（ワシントン条約）の付属書II類掲載種


画像提供：レオレオ・カメレオンファーム

赤っ恥をかかない程度の知識

「ピカソ」は地名ではない
基本的にカラフルな発色の個体群
赤系と青系がある
詳しい産地などはわかっていない

飼育の基本情報飼育容器大きいほどよい。側面をメッシュにしたガラス温室など。通気性と採光性に優れていること。温度ホットスポット周辺は32℃前後でケージ内の低温部で25℃。実際にはかなりの温度に対する適応力を持っている。20℃以下などの極端な低温にならないようにすればよい。照明紫外線灯とバスキングランプ。床材特に必要はない容器内レイアウト様々な太さの木の枝などの掴まっていられるものを配する。餌としての観葉植物も鉢植えの状態で入れておく。水入れは水として認識できる工夫をして設置。餌コオロギなどの昆虫類カルシウムの添加は必須基本的な世話カメレオン一般の飼育に準ずる。さらに

いつでも好きなだけ水が飲めるように工夫をする
夏の間は直射日光が当たらない場所での屋外飼育も良い
天気が良い日は、鳥かごなどに入れて日光浴をさせる

※「飼育の基本情報」は「Terra Pro Vol.1 カメレオンのすべて(ピーシーズ)」「爬虫・両生類ビジュアルガイド　カメレオン（誠文堂新光社）」および海外サイトを参考にしました。

＜おすすめINDEX＞
カメレオンのコミュニティサイトfrom All About
カメレオンfrom All AboutTerra Herps.では図鑑作りへのあなたの参加を待っています！