爬虫類・両生類/両生類・爬虫類関連情報

小中高生の両爬ファンのみなさんへ!! 夏休みの自由研究!?(2ページ目)

いよいよ夏休み。夏休みの宿題の対策はおっけー?せっかくだから今年の「自由研究」のテーマは両爬でチャレンジしてみてはいかが?全国対象「カメ調査」のお知らせです!

執筆者:星野 一三雄

▼参加の仕方
さて、そうすれば今回の調査に参加できるのでしょうか。
方法は簡単。詳しくは財団法人 日本自然保護協会のサイト内にある「カメ探し」のページに書いてあります。
簡単にご紹介しますと、
1.ページ内にある調査シートをプリントアウト
2.カメを目撃したら調査シートの項目をチェック
3.調査シートが完成したら郵便または電子メールで日本自然保護協会へ送る

とこれだけです。

▼さらに真剣に調査をしたい方へ
さて、今回の調査はあくまでもカメを「目撃」したり、「目撃談を聞いたり」したことを調査するのでありますが、夏休みの自由研究などのために、もう少し「確実にカメを探したい」という方もいらっしゃるかもしれません。
カメはただやみくもに川に入って網をふるえば採れるわけではありません。もっとも有効なのは「トラップ」です。
釣具屋などで販売されている「カニカゴ」を使ってカメを捕らえるのですが、乱獲につながったりするので、ここでは詳しい説明は避けたいと思います。で、以下にこのようなトラップを利用するときの注意事項をあげますので、必ずお読み下さい。
カメトラップの注意事項
・池や沼、河川には必ず管理者がいます。必ずその管理者の許可を得ること。

・大きな川や池には漁業権があります。カメを捕らえるのに漁業権が必要かどうか必ず確かめること。

・その場所で、カメに限らず生き物などの調査を継続的にされている方がいらっしゃる場合があります。できればその方に連絡をとって迷惑をかけないようにすること。

・トラップは長く沈めているとカメが窒息します。1~2時間置きに引き上げること。

・採集したカメは必要ないのならば、いた場所に返すこと(ミドリガメなどの外来種に関してはとても難しい問題です。あなたの良心にお任せします)

・足を滑らせるなど、水難事故には十分注意し、小中学生は必ず保護者の方などと一緒に調査すること。

・調査の際に出たゴミは必ず持ち帰ること。

なんにしても、この夏に外でカメを目撃された方は、ぜひ調査にご協力下さい。

NACS-J自然しらべ2003 ~日本全国カメさがし~
・主催 日本自然保護協会(NACS-J)
・協賛 サニクリーン
・参加資格 なし
・調査方法 「調査シート」をプリントアウトして、カメさがしに出発。小さいみなさんは、必ず大人の人といっしょにでかけましょう。カメを見つけたら、調査シートにそってチェック。しらべた結果は、はがきかメールで送ってください。
締切 2003年8月31日

<関連リンク>
財団法人 日本自然保護協会
NACS-J自然しらべ2003~日本全国カメさがし~
調査シート
日本のカメ(じゃぷれっぷ)
日本のカメの分布図(じゃぷれっぷ)
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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※ペットは、種類や体格(体重、サイズ、成長)などにより個体差があります。記事内容は全ての個体へ一様に当てはまるわけではありません。

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