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男女関係、長続きしない訳はアナタにある!?(2ページ目)

別れなくてもやり直せる、別れるほどの問題ではない―。それでも、「誰に何を言われようが、別れる以外考えられない」。このようにして別れを選んで行く人たちのある傾向を挙げてみました。

岡野 あつこ

執筆者:岡野 あつこ

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晴れか雨の日ばかりじゃない。曇りもあって当たり前

短気
俺って短気? 確かに。でも文句言われるともう面倒くさいって思っちゃうんだ
人間関係においては白か黒かどちらかしかないということはなく、グレイがあったってよいのです。つまり、男女関係においては、いつも仲良くなくても恋人でいられますし、夫婦でもいられます。そこそこ仲が良い、仲良くもないけど悪くもない、すっごく仲悪い、それでも、どれも恋人や夫婦としてあり、です。

でも、このグレイな状態をあり、と思えないとどうなってしまうのでしょうか。「いつもお互いを思いやって仲良くしていなくてはいけない! それが夫婦(恋人)っていうものよ。でも、もう私たちの関係はそうじゃなくなった。別れるしかないじゃない!」白か黒、このどちらかハッキリさせないと気が済まない人―。

夫婦・恋人とはこうあるべき、でも私たちは違ってしまった―。些細なことにもこだわってしまう。いろいろなことにもっと鈍感でいられれば、のほほんと幸せに生きられるのに―。どこの夫婦や恋人も世界でたった1つの組み合わせです。よその夫婦や恋人と違っていて当たり前ですし、それを自分たちで認め受け入れさえすれば、いつまでも夫婦や恋人でいられるのです。

運命の人探し症候群?

「運命の人はこの人ではなかった―」そう言って、別れても、一生の間に「運命の人」に出会えるのでしょうか? こんなことを言っている人はおそらく誰と関係を結んでも、少し気に入らないところを発見するとまた言い出してしまうのでは? 「この人も運命の人ではなかった―」。

こういう人に限って「落ち着きたい。早く運命の人に出会って幸せになりたい」といつまでも言い続けているのです。そして、やっと見つけたと言って大騒ぎしたと思ったら、またすぐ別れてしまう―。今度は相手を探す前に、自分の間違った思考法を改造した方がよいのではないかと思います。

恋愛関係も夫婦関係も同じです。完璧な理想の関係なんて、世界中探しても見つからないかも知れません。どこかで妥協したり許したり認めたり受け入れなければ、恋人関係・夫婦関係をキープすることは、できないのではないかしら?

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