離婚/離婚の手続き

「誰でもいい」は失敗の素です。 自分に合った弁護士選び。(2ページ目)

離婚相談にのってもらう、離婚調停の代理を頼むなど、離婚するときに力になってくれるのが弁護士です。

岡野 あつこ

執筆者:岡野 あつこ

離婚ガイド

弁護士費用はどのくらいか
実際に調停を依頼する場合、一番気になるのは費用の問題でしょう。弁護士の報酬は、一応規定があり、一般的に慰謝料・財産分与・養育費など、高くても相手からもらえる金額の2割と考えればいいようです。でも財産を2割も持っていかれたらつらいですよね。500万円としたら100万円も払わなくてはなりません。
でもこの報酬規定というのは、あくまでもガイドライン。弁護士報酬にはばらつきがあるので、安くしてくれる良心的な弁護士さんがいますから、あきらめずに捜したいものです。
ただし、いきなり電話して「慰謝料はいくらぐらいもらえますか?」なんて聞いてはいけません。相手の年収や財産、離婚理由を手短に話さなくては、聞かれた弁護士だって応えようがありません。
弁護士に対する報酬は離婚が成立した時点で支払いますが、これとは別に依頼した時点で着手金といって10~30万円を払うことになります。これも弁護士によって違いがありますが、最低10万円はかかると思ってください。
いずれにせよ、最初に事情をよく話した上で、夫からいくら払われそうか、その場合報酬はどのくらいかなど、しっかり聞いておくことが大事です。

弁護士探しの不安や費用が心配な場合は、各地の弁護士会という組織に問い合わせるとよいでしょう。ここでは法律相談を行なっています。ここを利用して弁護士を紹介してもらったり、費用の基準など聞いてみるのもいいでしょう。
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