名古屋の観光・旅行/名古屋関連情報

名古屋から行ける面白水族館(2ページ目)

夏レジャーにオススメのふれあい派水族館。愛知県の「南知多ビーチランド」、三重県の「二見シーパラダイス」。芸達者な動物たちのパフォーマンスは必見だ。

大竹 敏之

執筆者:大竹 敏之

名古屋ガイド

でっかい海獣と距離ゼロcm! 二見シーパラダイス

二見シーパラダイスは名古屋から車で約2時間。ここはアザラシやセイウチといった海獣に特化したユニークな水族館です。
二見シーパラダイス
館内に入らなくても目玉のひとつ、トドが見られる


ここは何かにつけて面白い施設で、まずドライブインに併設という世にも珍しい水族館です。ドライブインは観光名所である夫婦岩までの参道と通じていて、館内には多数の飲食店や土産物店が並びます。そして、この横に水族館がくっついているんです。

入口横にはトドの水槽があり、毎日朝10時には「トドタイム」が、お昼12時45分にはガラス越しに記念撮影できる「トド君とハイポーズ」なんて参加型イベントもあり。1日10組限定でトド君にエサをあげることもできます(バケツ1杯分100円)。しかも、こんな目玉の動物とイベントが館内に入らなくても見学・参加できちゃうのです。何という太っ腹!  

これだけでもかなり楽しめるのですが、ここで満足しちゃっては損します。ちゃんとお金を払って中へ入ると、さらに面白い、抱腹絶倒の海獣パフォーマンスが待ち受けているのです。

ゾウアザラシのイナバウアーに金メダル!

二見シーパラダイス・セイウチコミックショー
こんなに間近でセイウチたちが見られる。
毎日3回行われる「セイウチコミックショー・アッカンベーアザラシタイム」がそれ。ショータイムの幕が開けると、体重1tの巨大なアザラシたちが登場。迫力満点の巨体にもかかわらず愛嬌たっぷりで、お客さんたちの真ん前まで来て、投げキッスしたりラッパを吹いたりセクシーポーズをとってくれたりする芸達者。毎回1名、希望者にブチュ~ッと生キッスもしてくれちゃいます。


二見シーパラダイス・母娘イナバウアー
大きい方(左)が母の丸子、ちょっと小ぶりなのが娘の夢海子ちゃん(右)
続いて登場するのがシーパラダイス一の人気者、ミナミゾウアザラシの丸子ちゃん・夢海子(ゆみこ)ちゃん母娘。得意のアッカンベーでつかみはOK。この時、2頭のアッカンベーのやり方が違うのにも注目してください。丸子ちゃんは片方の前足で、夢海子ちゃんは両前足でポーズを取るんです。そして、最後にくり出す必殺技はあのイナバウアー。2頭そろってぐぐ~ッとそり返り、見事体が半分に折りたたみ。金メダリストの荒川静香ものけぞる驚くべき柔軟性! さらに、この時の正面から見た姿が爆笑モノで、茶色い真四角の固まりになっちゃってるんです。
二見シーパラダイス・イナバウアー横からみたところ
見事なエビぞり!横から見たイナバウアー
二見シーパラダイス・イナバウアー前から見ると
前から見るとこんな感じ。一見、四角い物体にしか見えません…
二見シーパラダイス・アザラシにタッチ
ショーのあとはこんなふれあい+撮影タイムも。


ショーの後にはセイウチと記念撮影したり、直接タッチできるふれあいタイムもあり。みんなすごく大人しいので、小さな子どもたちでも安心して近づくことができるのです。

このようにパフォーマンス自体ユーモア満点なのですが、動物たちとの距離が近いのも大きな魅力です。垣根も何もない小さなスペースで、本当に間近で彼らの生態を見ることができるのです。小さな子どもたちなら、自分の何倍もの大きさのセイウチやアザラシの姿は、強烈なインパクトをもって記憶にすり込まれるハズ。忘れられない思い出を作れることでしょう。

二見シーパラダイス
・ 住所:三重県伊勢市二見町江580
・ アクセス:電車=JR二見浦駅からタクシーで5分、 車=伊勢自動車道伊勢ICから伊勢二見鳥羽ライン経由で10分
・ 営業:8時40分~17時(季節により変動あり)
・ 休館日:12月20・21日(平成18年)
・ 入館料:大人1300円、小人(小中学生)600円、幼児(3歳児以上)300円
・ 地図:Yahoo地図情報
【編集部おすすめの購入サイト】
楽天市場で名古屋関連の書籍を見るAmazon で名古屋の旅行ガイドを見る
  • 前のページへ
  • 1
  • 2
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます