家事/エコ家事の方法

個人情報守ってDMを資源ゴミにリサイクル

ゴミの中の個人情報まで安心できない昨今、シュレッダーが人気ですが、細かく裁断された紙はリサイクルに適さないそうです。DMや明細書などをリサイクルに適した状態で資源ゴミの回収に出す方法をお伝えします。

執筆者:立石 絹子



紙ごみとして資源ゴミを出す時に、気になるのがDMや明細書などの個人情報を記載してある紙類。可燃ゴミに出したらタダのゴミになってしまうし…、でもプライバシーは守りたいですよね。『個人情報を守れ! ゴミから漏れるあなたの個人情報(All About内「防犯」ガイドサイト記事)』という記事でもわかるように、プライバシーが気がつかない間に覗かれてしまう危険性があります。

シュレッダーってエコ的にはどう?

よく使われる方法としてはシュレッダーにかけて細かく裁断したものを資源ゴミに出す方法ですが、シュレッダーは近年高機能化しており、何mmという細さに裁断したり、「クロスカット」といって縦だけじゃなく横にも裁断され小さな紙切れになるようなシュレッダーもあります。

実はシュレッダーにかけて1cm以内の細くなってしまった紙は、リサイクルできない(しにくい)そうなのです。(NTTグループの環境広報にも取り上げられています。)

穴あけパンチが使える!

1つ穴でも2つ穴でもOK!使いやすいものを選んでください。

そこで、オススメの個人情報の隠し方として、家庭用の『穴あけパンチ』を使う方法をご紹介します。

住所や電話番号や生年月日やカード番号など、悪意のある人物に見られては困るような情報が欠かれているところだけ、100円ショップや文房具店などで販売されている『穴あけパンチ』で穴をあけます。
紙の端から穴を開けたいところまでパンチが届かない場合は、紙を折ってから穴を開けると便利です。

こうすることによって、直径5mm程度の円形の小さな紙になってしまうので、パンチされた紙から個人情報を読み取ることは出来なくなります。
紙は資源ゴミとして回収に出し、パンチの中にたまった円形の小さな紙くずは可燃ごみに出します。

紙全部を裁断してしまう場合と違って、大きな形で資源として回収に出せるのでリサイクル性も高いです。

画像提供/inf. design office
穴あけパンチでは1回のプッシュで1個の穴しか開きませんが、『name-off(ネームオフ)』というプライバシーを守るための専用の穴あけパンチのような商品も販売されています。ホッチキスのようにコンパクトで、2004~2005のグッドデザイン賞を受賞しています。

※この記事は家庭用の明細書など、個人情報掲載部分が少量の場合に有効です。企業で使われるような機密文書などには適さないです。状況によりご使用下さいね。
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