夫婦関係/セックスレスの対処法

セックスレスと倦怠期の原因は脳にあった(5ページ目)

脳の本やゲームが大ブームです。脳を鍛えれば記憶力がよくなる、仕事ができるようになる等々。では、脳を研究すれば夫婦間で理想のセックスができる?脳と性欲の関係を米山公啓先生と徹底対談。

三松 真由美

執筆者:三松 真由美

夫婦関係ガイド

欲の一つ、「性欲」の正体とは?

090824
「我々がお届けする新刊『セックスする脳!』きっと倦怠期対策に一役買います」
本のタイトルの根源でもある「性欲求」、ここが私の生涯研究のテーマでもあります。
性欲は理性で抑えておくものであり、経験で得るものではありません。では本能とは何か?という質問にも脳科学的に答えをくださいました。
報酬系という快感中枢が鍵だそうです。詳細は著書『セックスする脳!』で勉強してみて下さい。
「俺は今すぐ、浮気相手のおねえちゃんのところに飛んで行きたい!いや、妻と子どもを捨てるなんてできない。職場で噂になったら困る。悶々・・・」

本能と欲望の葛藤は様々なシーンで繰り返されてゆきます。夫のあやしい行動、妻の凍てつくような猜疑心、これらは脳とホルモンにあてはめて分析すると、まあしかたがないかも、と冷静になれるかもしれません。

「妻は俺のことを子どもより邪険にあつかう」
「夫はもうわたしのことなんか眼中にないの。私は家事をするだけのお手伝いさんよ。」
と感じたら、夫脳と妻脳はまったく別物と思って、クールダウンしてみましょう。脳とホルモンのせいにすれば、相手への不満も軽減します。

脳ブームに乗って、夫婦関係も脳で説明できるようにしておくと、倦怠期もまた楽しめるかもしれません。
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