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海外投資で「永遠の旅人」になる(英連邦)(2ページ目)

海外への個人投資が活発化しています。現地銀行口座開設と不動産投資を中心に海外投資「永遠の旅人」シリーズ第2弾は、イギリス連邦諸国の代表格カナダ・オーストラリア・ニュージーランドを特集します。

千葉 千枝子

執筆者:千葉 千枝子

旅行ガイド

海外資産への投資方法【英連邦(カナダ)】

カナダでの銀行口座開設

TDカナダトラスト
TDカナダトラスト日本語バンキングセンターには日本人行員の姿も
私たち日本人に、もっともなじみがあるカナダ国内の銀行は、TDカナダトラストでしょう。ブリティッシュ・コロンビア州(以下、BC州))バンクーバーに、カナダ最大といわれる日本語バンキングセンターを開設しており、日本人利用者が多いことで知られています。

かつてのトロント銀行とドミニオン銀行の合併により設立された、トロント・ドミニオン銀行のリテール・バンキング部門が中心となり設立された同センターには、日本人スタッフが常駐。非居住者のための口座開設や、顧客の資産運用に対応しています。最大の利点は、ツーリスト(観光客)でも、開設が可能ということ。ステートメントやデビット機能を持つバンクカードは、登録先の日本の住所に送ってくれます。

近ごろでは、高い配当を期待できる債券投資に注目が集まっており、五輪前で狙い目といわれています。

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さらに、香港上海銀行を母体とするHSBCは、先述した中国系移民の資産保全に、もっとも定評がある一大銀行です。カナダ国内のHSBCでは、日本人ツーリストの口座開設を原則受け付けていませんが、不動産購入時のモゲージ(銀行ローン)契約には、TDカナダトラスト以上に積極的といわれています。モゲージを利用しての、非居住者による不動産購入には、最低でも、物件価額の35%以上の頭金が必要といわれています。

カナダの預金保護制度ですが、カナダ国内の銀行で預金をした場合、CDIC(Canada Deposit Insurance Corporation)=カナダ預金者保護機構により、元本、および利息を併せ、6万加ドルまで保障されます。ひとりにつき一銀行までで、米ドル預金や円預金などの外国通貨は保全されません。

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