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こんな国際交流もある(3) 今年の夏はアメリカでアルバイト(3ページ目)

アメリカの国立公園やアミューズメント・パークなどでアルバイトをしながら、海外生活、国際交流ができちゃうユニークなプログラムが、ただいま参加者募集中。大学生、短大生は必見!

執筆者:南田 登喜子

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「ワーク&トラベル」プログラム参加の流れ

 
1.参加申込
参加申込書を提出し、登録料を支払うと、詳しい資料が送られてくる。
2.サマージョブ受入先を探して応募
資料やウェブサイトの情報を参考に、基本的には、参加者自身が受入先を探して、応募する。
※AIT職業留学センターでは、受入先の手配を事務局が行うコースもある。

ちなみに、CIEEによると、2001年度参加者の1人あたりの平均応募先数は、15~20件だったそう。どうやら積極性が仕事を得るカギのようだ。多くの受入先では、3~4月頃にサマージョブの受付を開始し、定員に達し次第締め切るので、早めの参加が有利かも。

3.受入先決定/宿泊先決定
採用通知を受け取ったら、登録先に参加費用を支払うとともに、書類を提出し、ビザ発給申請書類 (IAP-66)を入手する。受入先が宿泊施設を提供していない場合は、自分で手配する。
4.アメリカ大使館または領事館にビザを申請
IAP-66と共に送られてきた資料の説明に沿って必要な書類をそろえ、アメリカ大使館または領事館にビザを申請する。
5.渡航準備
航空券や、そのほかの交通費などはプログラム費用には含まれていない。通常は、ビザの発給を待っている間に、航空券の予約や、プログラム終了後の旅行手配をする。
6.出発
出発前には「渡航前オリエンテーション」が、アメリカ到着後には「到着オリエンテーション」が行われる。大事な説明が行われるオリエンテーションは必参加!
7.受入先到着
8.サマージョブ参加+旅行
9.帰国
10.参加アンケートの提出、税金の確定申告
プログラム参加者は、帰国後、英語と日本語のアンケートに答える必要があり、確定申告も義務付けられている。確定申告を終えたら、プログラムは無事完了。

……というわけで、ほとんどの手配は自分の力ですることになる。もちろん英語である。面倒くさいと思う人もいるだろう。誰にでもおススメというわけにはいかない。

でも! 

考えてみてほしい。外国で働きたい、と思っている日本人はたくさんいるけれど、就労許可のついたビザを取得するのは、年々難しくなる一方である。力があっても、多かれ少なかれみ~んなビザのことで苦労しているのだ。

学生ならではの特権を最大限に利用して、頭がやわらか~いうちに一度外国で働く経験をしてみるのも悪くないのでは!
 

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海外で働くプログラム

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