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被害に遭ってからでは遅すぎる…カギは命を守るカギ! 婦女暴行魔が狙っている!(2ページ目)

連続発生している婦女暴行事件は「カギをかけていない」ドアからの侵入だった! 家族と暮らしていたときにカギをかけるという習慣が身についていなかったために起こった被害…

佐伯 幸子

執筆者:佐伯 幸子

防犯ガイド

「大丈夫」といえる根拠を持て!

「大丈夫、大丈夫」と、ひとり暮らしの楽しさが優先してしまい、「昨日までは無事だったから」とカギをかけずにいて、就寝中、ハッと気がついて目が覚めると…命だけは助かったとしても、人生が一変してしまうことでしょう。

「あのときカギをかけてさえいれば…」という後悔は一生残るのではないでしょうか。一度被害に遭ってから、その後神経質なまでに気をつけるようになる、ということは多くの被害にいえることですが、「気をつける」ようになるための目を覚ますための経験とすれば、あまりにもその代償は大きいでしょう。

娘が暴行被害を受けて、それが「カギをかけ忘れていた」ことが原因だとしたら、親としては犯人が憎いのはもちろんのこと、娘に危機管理意識をしっかり教え込まなかったことを後悔するのではないでしょうか。

「カギをかける習慣」が身についていない人は、徹底して意識改革をする必要があります。娘をひとり暮らしをさせることになった親御さんとしては、「カギかけの習慣」が身につくまで、毎日でも電話をして、施錠を確認するくらいのことが必要なのではないでしょうか。

ひとり暮らしを楽しく快適にするには安全という基盤があってこそ。開放感を喜ぶよりも、ステキな家具や家電を選ぶことよりも、カギをかけ忘れたドアから婦女暴行魔が侵入してくる恐怖をイメージして、万全な防犯態勢をとるように心の準備をしておきましょう。

さまざまな防犯グッズも販売されていますが、道具は正しく使って初めてその価値があります。道具に頼るよりもまず自分の意識を改革しましょう。そのうえでさらに効果的なグッズを使って身を守れば、安全度は確実にアップするでしょう。

若い女性や学生が多く住む地域では、家賃に比例してセキュリティが弱いという点があることは否めません。しかし、「カギをしっかりかける」ことを守れば、「カギをかけない」人よりは被害に遭う可能性は低いといえるでしょう。誰も被害に遭いたいなどと考える人はいませんが、「カギをかける」か「カギをかけない」かで、まず被害に遭う可能性の大小が違ってくるのです。

深夜、アパートやマンションのひと気のない通路を、ドアノブをそっと回してカギのかかっていない部屋を探している男の姿…。婦女暴行魔はいつ、あなたの住んでいる集合住宅にやってくるかもわからない…今夜にも? 




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