前ページで説明したシワ(真皮のシワ)とその予備軍といえる表皮のシワ。他にも表情ジワという言葉もありますよね。ここでは、それぞれのタイプ別対処法を考えてみましょう。
乾燥ジワの対処法
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| 土が乾き表面がひび割れるような現象が乾燥ジワ |
まずは、表皮のシワである乾燥ジワから。
乾いた土の表面がひび割れてしまうように、肌表面が水分不足によって細かなシワをつくっている状態です。
真皮のシワと区別する方法として…
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お風呂あがりには目立たない。が、時間がたつと目立ってくる。
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下地もそこそこにパウダーファンデーションを塗った途端に目立ってしまう。
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指で軽く押し広げると、目立たなくなる。
いかがでしょうか。乾燥が大きな直接原因なので、お風呂上りやお手入れ直後など肌がうるおっている時にはあまり目立ちません。水分が奪われる状況になると増えます。また、まだ真皮までは落ちくぼんでいないので、軽くひっぱると見えなくなります。
このケースでやるべきことは保湿が一番! 水分をきちんと補い、油分で水分を逃がさないようにしていけば、目立たなくなる段階のシワです。朝は気にならなかったのに夕方になると目立ってきたりと、1日の中で変化が著しいのも特徴的です。「カラスの足跡」と言われるシワは、乾燥ジワといえるレベルが多いです。
ちなみに、鼻にはシワはできないですよね? クシャと笑って、鼻筋に一瞬シワができたとしてもすぐに消えます。鼻は顔の他の場所に比べて皮脂が多いのであまり乾燥していません。
また、肌が乾燥をしていることは、肌の内部で水分を蓄える力がないのも明白です。乾燥ジワができ始めたら、真皮の老化の始まりの予兆と捉えましょう。
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表情ジワの対処法
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| 普段の表情癖も表情ジワを加速させる |
次に、
眉間ジワや
額の横ジワに代表される表情ジワ。常に同じ場所に同じようにできます。同じ場所に、同じ方向で、同じような力が、繰り返し繰り返し何度も加わり続けることでできるシワ。言いたくないけど「折ジワ」に近い状態。
例えば、布地でもしなやかで弾力のあるシルクと、しっかりした硬さのある麻ではシワのつきかたが違いますよね。布地ならどちらにもそれぞれの良さがあるのだけれど、肌に関していえば麻のような硬さは嬉しくありません。年齢とともに、肌が硬くハリがなくなってくる悩みと、表情ジワが戻らなくなる悩みにはこんなつながりがあります。
さて、表情ジワは個人個人の骨格や肉付きにもよりますが、繰り返される
表情癖が大きな要因になります。眉を吊り上げる癖があれば額のシワに、気難しそうに眉根を寄せる癖があれば眉間ジワに直結。対処の一番は、この癖を意識して極力避けること。難しいですけどね…。もう一歩踏み込めば、そもそも「どんなときにそんな表情をしてしまうのか? 」を考えるといいのかもしれません。眉間にシワを寄せるのは、悩みを抱えているせい? あるいは物が見にくいせい? 悩みがあるなら解消すればと安直にいきませんが、視力が落ちて無理して物を見ようとすると、目の周りや眉間にかなりの負荷がかかります。コンタクトやメガネも真剣に考えた方がよいかもしれません。私自身が最近急激に視力の低下を実感している分、余計に思います。
■毎日のストレッチで表情筋を鍛えよう!
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たるみケアにもなる表情筋ストレッチ法
加齢ジワの対処法
肌の土台が衰えることが原因でできる加齢ジワは、真皮のシワになります。初期段階では、乾燥ジワと見分けにくく、お手入れで目立たなくなるので間違いやすいのも事実です。しかし、このシワを解消するには、肌の
土台をどれだけ建て直すか? がポイント。とはいえ、本当に元に戻すのはものすごく根性がいることで、完全に戻すことは残念ながらありません。でも、そのサインを見逃さずに、早期発見をして進行を少しでも遅くさせることなら、日々のお手入れでも可能です。
お手入れで目立たなくなるシワの目安は、指で皮膚を広げたら筋が見えなくなるくらい。ホウレイ線が気になる人は、軽く指で伸ばしてみてください。線が消えるようであればまだ軽いといえますが、消えない場合はシワがしっかり刻まれている証拠。相当な心構えで日々のお手入れに励んでいきましょう。
とはいえ、加齢ジワが絶対にできない方法はありません。シワが1本もないおばあちゃん…それも恐いですよね。お手入れでの対策はもちろん、加齢ジワのポイントは、どういう年輪を刻むかということ。加齢ジワは、
内面を映し出す鏡と思ってもいいかもしれません。年齢肌のときにご紹介した
お茶の先生の話、覚えていますか? 同じ刻まれるものならば、颯爽とした“勝ちシワ”を目指したいものですよね。
ある日突然見つけてしまうシワ。あまりに突然で、ショッキング。ですが、肌からのサインだと考えれば、目には見えない肌の奥の部分を考える大切な機会でもあります。毎日の紫外線対策を改めて見直してみたり、なんとなくしている毎日のスキンケアを「肌の奥の弾力を取り戻すぞ」という意気込みで取り組んでみたり。そうすることで、お手入れの効果もアップするともいえます。ナーバスにとらえずに、ポジティブに考えていきましょうね。
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