スペインの観光・世界遺産

更新日:2007年05月18日

多彩な宗教美を味わうスペイン建築

スペインに行く際に、芸術作品を楽しみたい方も多いのではないでしょうか?今回はそんなスペインの中で是非見ておきたい建築物ベスト5をご紹介します。

文章:大槻 英樹(All About「スペイン」旧ガイド)
みなさんスペインに行きたいというきっかけはさまざまだと思いますが、「スペインへ建築物を見に行きたい!」という方も多いのではないでしょうか?スペインへは1週間~10日程度の旅行で行かれる方が多いですが、お時間のある方には、ゆっくりとスペインをまわって、その魅力を堪能されることをお勧めします。今回はスペイン旅行に行った際には是非訪れたい建築物ベスト5をご紹介します。

イスラムとキリスト教文化の融合、コルドバのメスキータ

メスキータ
白い石と赤レンガが交互に組み合わされたアーチ(c)joyphoto.com
第5位はコルドバのメスキータ。「メスキータ」とはスペイン語でモスク(イスラム教寺院)を意味します。780年にアブデラフマン1世によって建設され、その後、歴代の王達によって増改築され、現在の規模となった世界最大級のモスクです。850本以上の大理石などの石柱が立ち並び2万5千人もの信者を収容した規模は圧巻。

13世紀にはキリスト教の大聖堂となり、16世紀には建物中央部にカテドラルが造られました。イスラム文化とキリスト教文化が入り混じったスペインの歴史を象徴する建物ですね。


ガウディのライバルの最高傑作、カタルーニャ音楽堂

カタルーニャ音楽堂
細部まで手を抜かない装飾が印象的です
第4位はバルセロナにあるカタルーニャ音楽堂。ここはガウディと並んでモデルニスモを代表する建築家、ドメネク・イ・モンタネールの代表的建築物で世界遺産にも指定されています。

「花の建築家」とも言われた彼の作った音楽堂には、美しいモザイクやシャンデリアなどの装飾が施されていて、何だかメルヘンチックなイメージを受けます。またバルコニーに並んでいる柱には1つも同じデザインのものはなく、モンタネールのこだわりを感じます。



巡礼の最終地、サンティアゴ・デ・コンポステーラのカテドラル

サンティアゴ・デ・コンポステーラのカテドラル
ここを目指して800キロの道を歩くのです
第3位には巡礼の道の最終地点として知られるサンティアゴ・デ・コンポステーラのカテドラル。「サンティアゴ」はスペイン語で聖ヤコブのことです。9世紀頃に発見された十二使徒の1人である聖ヤコブの墓に教会が作られ、その後の増改築によって現在の大聖堂となりました。

現在でもパンプローナからおよそ800キロ続く道は巡礼者達が聖地を目指し、ここで巡礼の旅の達成を感謝しているのです。

次のページでは、いよいよ第2位と1位をご紹介します。

(執筆者:大槻 英樹)

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秦 真紀子

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