スペインのお土産2019おすすめの雑貨＆食品15選 [スペイン] All About

スペインのお土産！厳選15選

クラシックなお土産物もあれば、こんなデザイングッズもお土産になります

グルメなスペイン土産

スペインはなんといっても食べて飲んで楽しい国。食品類のお土産は、後に残らず貰う人も受け取りやすく、喜ばれるでしょう。万人受けする食べ物が多いのもスペインの特徴です。こだわりの美食派から、白いご飯とお漬物が大好物なんていう和食命の人まで年齢、性別を問わず受け入れられる食品を集めてみました。

グルメなお土産1　エキストラバージン・オリーブオイル

専門店では味見をさせてくれるお店も

世界で生産量第一位を誇るオリーブオイル。なんと300種以上ものオリーブがあり、それぞれ異なる風味があるので、フルーティ、さっぱり、濃厚など好みの味に出会えること間違いなし！近年は有機栽培されたオリーブから作るオリーブオイルも増えています。

「エキストラバージン・オリーブオイル」とは、一番絞りの果汁のみからできる、いわゆるオリーブのジュース。悪玉コレステロールを減らす働きをするなど、健康にもいい食品です。あげるときりがないくらい様々なレシピに使用できますが、サラダにさっとかけるだけで風味が見違えるので是非お試しください。小さなスーパーでも必ずあります。お土産にはできるだけ小瓶の方が重くならなくていいですね。

グルメなお土産2　ワインやリキュール

コストパフォーマンスのいいワインがたくさんあるスペイン

ワインなどのリキュールは760ミリリットル3本までなら免税範囲で、スーツケースに入れて普通に日本に持ち込むことができます。

リオハ地方やリベラ・デル・ドゥエロの熟成タイプ「グラン・レセルバ」の赤ワインはちょっと上等なお土産に最適。甘口デザートワインも伝統的なモスカテルをはじめ、赤白ワインのブドウからできる甘口ワインや、甘口シェリー酒「ペドロ・シメネス」などいろいろあります。ちょっと渋めのお土産なら、「オルホ」とよばれるブドウの皮の蒸留酒や「パチャラン」という野生のスモモの一種の蒸留酒なども珍しいのでは？クレマ・カタラナというバルセロナの伝統デザートの風味のリキュールもユニークです。

ワインなら普通のスーパーで2ユーロあたりでもありますが、品質を考えるなら赤ワインは10ユーロ前後以上、白は5ユーロ以上のものが無難でしょう。その他のリキュールは大型スーパーや食品店、ワインショップで購入できます。ショップではフライト用に厚紙などでカバーしてくれます。おすすめのワインショップなどの情報は、スペインのワイン土産・ショップを、スペインワインについてもっと知りたい方は、スペインワインをご参考に！

グルメなお土産3　食塩

おすすめは、ハーブやトマトの入ったもの

近年注目されている食材は塩。スペイン各地で塩が生産されています。パッケージも凝っていて素敵なデザインのものが多いのも魅力的。シンプルな食塩から、ハーブ、トリュフやキノコ入りなどグルメな塩まで様々。オーガニックのものも多くあります。

ちょっと変わったものはお料理好きな女性に、シンプルなお塩も使わない人はいないと思うので、実用的なお土産としておすすめです。いい塩を使うと料理がさらにおいしくなること間違いなし！大手のスーパーやグルメ食品店などで、4ユーロ～で購入できます。

グルメなお土産4　チョコレート

ばらまき土産用には板チョコ、特別なお土産にはボンボンセットなど

南米大陸でカカオを発見し、ヨーロッパに持ち込んだのはスペイン人！というわけでスペイン人は大のチョコレート好き。パティスリーには手作りのチョコレートボンボンが並び（夏は溶けるため、あまり置いていない店もあります）、スーパーにはチョコレートだらけの棚もあります。Valor（バロール）やLacasa（ラカサ）など、スペインのメーカーのものもあれば、スイスやドイツなどのものもあります。

価格も板チョコなら1.50ユーロくらいから見つかるでしょう。いずれにしても他のヨーロッパの国で買うより断然安いので、甘党の人のお土産におすすめ。

グルメなお土産5　魚介類の缶詰

おつまみに最適なスペインの魚貝の缶詰

種類豊富な魚介料理も人気のスペイン。もちろん新鮮な魚介を活かした料理も美味ですが、この国では高品質の魚介缶詰もまた美味しい！スペインでは、そんな缶詰が家庭やバルでの人気のおつまみになるんです。「缶詰＝保存食」という日本のイメージで食べると驚かされるはず！

高品質の缶詰はグルメ食材として高級食品店などで販売されています。値段は1ユーロ代～10ユーロ以上まで品質によって様々。タコのガーリック風味やイカの墨煮など調理されたものから、シンプルに茹でて保存されただけのものまで様々。なかでもおすすめは、「メヒジョネス・ア・ラ・エスカベチェ」というムール貝のマリネと「ボケロネス・ア・ラ・ビナグレタ」という鰯の一種の酢漬け。ワインだけでなくビールや日本酒にも合いそう。

スペインらしい工芸品

地方食豊かなスペインには、各地方それぞれに自慢の工芸品があります。日本ではなかなか手に入らないスペインならではの工芸品は、多少値が張ったとしても是非手に入れておきたいもの。大切な人へのちょっと上質のお土産なら、やはり先祖代々受け継がれる職人技で作られる工芸品に限ります。

スペインらしい工芸品1　陶器

南スペイン産の陶器のコースター。色彩豊かでかわいい

スペインにも、素敵な陶磁器はたくさんあります。陶器の人形メーカーであるリャドロなど名の知れたブランドだけでなく、素朴でかわいい器だって揃います。例えばアンダルシア地方のグラナダ焼きという手描きの青い花模様の皿、またはセビーリャ焼きという色とりどりの花模様の壁掛けや時計などは素敵なインテリアになること間違いなし。マグカップなども素敵ですね。

また、鉄細工士、農民などスペインの伝統的な職業やブドウの収穫の様子などをモチーフにしたタイルの壁飾りなども素敵です。数字やアルファベットのタイルもあります。基本的にはその土地の品物が品揃えが多いですが、大都市のお土産物店やデパートでも見つかります。小皿なら5ユーロくらいです。

スペインらしい工芸品2　アクセサリー

かさばらず、軽いしかも高級感のある工芸品といえば金銀細工

まるで糸のように細い、繊細な金や銀でつくられたアクセサリーは、女性なら誰もが喜ぶプレゼント。アンダルシア地方のコルドバやマドリッド近くのトレドの町が有名です。特にトレドでは象眼細工という表面に模様を刻み、そこに金糸を埋め込んだ小箱やアクセサリーが名産。値段は10ユーロくらい～です。バルセロナ、マドリッドなどの大都市の土産物店でもみつかりますが、やはり品揃えが多いのは生産されている地方でしょう。

スペインらしい工芸品3　エスパドリュー

デザインはクラシックなものからモダンなものまで様々

スペイン語アルパルガタ、バルセロナのあるカタルーニャではエスパルデーニャスと呼ばれる、こちらのサンダル。靴底はエスパルトという植物の繊維を編み、甲の部分は布でできています。お隣、フランスの名産としての方が、よく知られているかもしれませんが、スペインでもバルセロナを中心とするカタルーニャ地方で昔から手作りされているかわいい工芸品。

写真のようなシンプルなものもあれば、近年はサンダル風のものも多いです。「ガイモ」など日本でも人気のあるブランドもあります。バルセロナなら老舗の専門店などで50ユーロくらい～あります。

スペインらしい工芸品4　皮革製品

財布や小銭入れも気の利いたお土産になりそう

スペインは皮革製品のクオリティーにも定評があります。最近では、大手メーカーに押され大分減ってしまったとはいえ、まだ一足一足手作りをしている靴屋や鞄屋もあります。バルセロナなら旧市街にある若手デザイナーのショップなどで掘り出し物が見つかることも！

財布やベルト、キーホルダーやキーケースなどの小物もおすすめ。旅先で一生使える皮革製品を購入するのも素敵なアイディアでは？大抵どこの町でもデパート「エル・コルテ・イングレス」や土産物街などでみつかります。キーホルダーなど、20ユーロくらい～見つかります。

スペインらしい工芸品5　寄木細工

老若男女に適したお土産の1つ

細かい幾何学模様が美しい木工品、寄木細工のアイテムは、アンダルシア地方グラナダの町の名産。お土産なら、壁掛けや小物入れ、コースターなどがおすすめです。金銀細工と同じように、8世紀ごろ800年間にも渡りこの地方を支配していたイスラム教徒が残していった工芸品。スペインの歴史が感じられるステキなお土産になるはず。

デパート「エル・コルテ・イングレス」の土産物コーナーなら、バルセロナやマドリッドでも購入可能です。値段は小物10ユーロ代くらいからあります。

その他スペインらしいグッズ

「スペイン」と言えば、誰もが連想する、フラメンコ、闘牛、サッカーやアート！最後に、そんなスペインらしさ満載のグッズをご紹介します。マニア向けから全く興味のない人でも、貰って嬉しいグッズを厳選してみました。

スペインならではのグッズ1　サッカーグッズ

年齢、性別を問わず多様な商品がある

日本でもサッカーファンの間ではおなじみの、世界屈指のサッカーリーグ・リーガエスパニョーラ。現地のスタジアムも観光名所化しているくらい世界で人気です。

特に、バルセロナを本拠地とするFCバルセロナと、マドリッドを本拠地とするレアル・マドリッドの2強豪チームが有名。これらのチームのグッズショップはスタジアム併設店に留まらず町中にもあり、商品の種類も豊富です。熱狂的ファンにはTシャツやタペストリーなど、そうでない人には文房具などの実用品を贈ってみては？大都市には町中にチームのオフィシャルショップが数店あるほか、デパートでも購入可能。ただ、小さな地方のチームのグッズはその地方でしか買えないでしょう。

スペインならではのグッズ2　フラメンコな扇

こんなユニークなショップにも扇が並びます

クオリティーが高いものは手工芸品でもある、扇も女性におすすめのお土産です。本来フラメンコグッズではありますが、最近はフラメンコをモチーフにしたイラスト模様のものから、日本の団扇のような感覚でデザインやイラストに凝ったものもあります。カジュアルな扇の専門店もあります。お洒落で実用的、なおかつスペインっぽさのあるお土産でしょう。お土産物店などで、扇なら8ユーロくらいから。フラメンコの産地、アンダルシア地方以外でももちろん購入可能です。特に夏は見つけやすいです。

スペインならではのグッズ3　デザインTシャツ

いかにもお土産物風なものだけでなく、デザイン重視のものもある

スペイン語が書かれたものや、観光名所にちなんだもの、地元のデザイナーによるちょっとお洒落なものなど、どの町にも必ずあるのが気になるTシャツ。べたなお土産物っぽいTシャツもいいですが、最近は洗練されたデザインのTシャツもたくさん販売されています。バルセロナなら地元出身のデザイナーグッズも多く、どこかユニークなTシャツは必ずあります。なおスペイン人は日本人と比べてそんなに体格が大きくはありませんが、Tシャツのサイズは1サイズ大きいとみていいと思います。

スペインならではのグッズ4　オリーブオイル差しなど調理器具

陶器のオリーブオイル差しは置くだけでテーブルが華やかに

女性限定になるかもしれませんが、タパスバルにレストラン、食べることが生きがいの人が多いスペインですから、調理器具やキッチン小物は比較的いろいろ揃います。例えばオリーブオイル差しは手造り風から機能的なものまで種類が豊富。小さなパエリャ鍋やスプーン、フォーク、コースターはいかがでしょうか。バルにある紙ナプキン入れと紙ナプキンも面白いかも。ちょっと上等なお土産としてはテーブルクロスなど。ポップな柄のビニールのものも多いです。

スペインならではのグッズ5　建築やアート、料理の本

バルセロナグエル公園のモザイクは定番の見所の1つ

スペインといえば建築家アントニオ・ガウディやピカソ、アントニオ・ミロ、ダリなど世界的に有名な画家の出身地でもあります。滞在中に建築物や美術館へ足を運んだという人も多いでしょう。ちょっとかさばるのが難ですが、気に入ったアーティストの作品の写真集は一生の思い出になると思います。写真撮影が禁止されていたり、見落としてしまった箇所も何度でもじっくり見られますよね。

スポットの情報は「バルセロナのガウディ建築」「バルセロナの美術館」で紹介しています。

ミュージアムショップや観光名所付近にある本屋なら、品揃えが充実しているはず。価格は20ユーロ以上～でしょう。またお洒落なタパスや料理もスペイン名物なので、スペイン語が分からなくても見るだけで楽しめる料理本などもおすすめ。

気になるアイテムはありましたか？素敵なスペイン土産を見つけてくださいね！

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