小学校受験/小学校受験学校情報

お受験しても、しなくても大事な親子遊び(2ページ目)

幼稚園入選試験のチェックポイントは年齢相応のバランスがとれた発達と家庭環境です。幼児の発達には遊びが欠かせません。受験するしないに関わらず親子遊びを楽しみましょう

高橋 公英

執筆者:高橋 公英

学習・受験ガイド

待て待て遊び

子どもが大人から遠ざかるときに「待て待て」と声をかけるとさらに逃げようとします。ハイハイでも歩いても走ってもできます。鬼ごっこの原型です。逃げる役と追う役を認識できれば赤ちゃんでも遊べます。追う役の大人も楽しそうに声をかけながら遊ぶほど効果的。役を交代できればおにごっこが遊べるわけです。

ネコじゃらしもどき

ねこじゃらしをご存知ですか? えのころぐさという草です。穂のような部分でネコをこすってやると喜び、またネコの目の前に突き出してゆすって見せると前足で引っかこうとします。これを赤ちゃんに対してやるわけです。

不要になったリボンやひもを赤ちゃんの目の前にたらしてヒラヒラさせます。近寄ってきたら後ずさりして逃げます。まだ歩けなければハイハイでついて来るでしょうし、歩けるなら捕まえようとするでしょう。捕まえたら千切れる紙のテープでも面白いです。動かし方に様々なバリエーションを加えると何度も楽しめます。

電車ごっこ

なわとびのヒモなどを輪っかにして前後に2人で入り電車に見立てます。3人いれば運転手と車掌さんにお客さんと3つの役ができます。ロールプレイングにもなりますね。昔ながらの電車遊びを家族全員で楽しんでください。

手遊び歌

発達心理学や幼児教育の概念などなかった時代に手遊び歌が子育てに使われてきたからには、子育てに効果的だという実績があったはずです。今日的には大人の模倣をしていろいろなことを覚えるとか、手指を動かして脳の発達を促すとか理由付けできるでしょう。伝統的に有用だったというだけでも価値があると思います。

『こぶた たぬき きつね ねこ』『むすんでひらいて』や『げんこつ山のたぬきさん』など定番の手遊び歌で構いません。親子で楽しみましょう。手が動かせなくても「こぶた ブーブー」と鳴き声を加えれば子どもは大喜びします。「ブーブー」とまねすればしめたもの。気に入れば何度でもやってとせがむはず。
  • 前のページへ
  • 1
  • 2
  • 3
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます