血液型の歴史とその食性
【最も古い血液型】
紀元前4万年ごろにクロマニョン人が現われ、地上で最も危険な捕食者として食物連鎖の最上位に君臨するに至る。そのころの人類は全てO型。そして現代でもO型の人間は当時の狩猟生活の名残をその消化器官、免疫系に残している。そのためO型に適した食事は動物性たんぱく質すなわち肉で、農耕・牧畜社会形成後の食べ物である乳製品や穀類の消化は苦手。具体的には魚介類、ヨード、レバー、赤身の肉などの動物性タンパク質が豊富な食品がダイエットにもおすすめ。逆に小麦、とうもろこし、いんげん豆などの穀物、キャベツ、芽キャベツ、カリフラワーなどの野菜は体重を増やす働きがあるので避ける。
【農耕社会と共に誕生】
紀元前2万5千年から1万5千年頃、人類は牧畜と農業を発達させることになる。そのため以前の獲物を追って転々とする生活から定住生活へ、また肉中心の食事から穀物や農産物を多く食べるようになりより現代人に近い食生活をするに至る。その時期に適応して生まれたのがA型である。したがってA型はO型と全く正反対の食事適正を持ち、肉、乳製品は極力避け、野菜や穀物を多く摂ると良い。特に大豆製品、野菜、パイナップルなどはダイエットにおすすめ。
B型およびAB型に関しては
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