デスクトップパソコン関連情報

更新日:2004年06月13日

パソコンが起動しない。壊れた!?

「パソコンが起動しない」「パソコンが壊れた」「モニター映らない」などのトラブル・故障の対処法をわかりやすく解説しています。

 黒い画面に字が表示されて止まっている
 これは操作ミスやうっかりミス、あるいは設定不良が原因です。画面に表示されている内容によってやるべきことが異なりますので、表示されている内容を読んで対処してください。

 「NTLDR is missing Press any key to restart」と表示されて止まっている場合、フロッピーディスクを入れっぱなしにしていないか確認してください。これはWindows2000やWindows XPでフォーマットしたフロッピーディスクが入ったままになっている場合に表示されるメッセージです。

 「Invarid system,disk Replace the disk, and then press any key」と表示される場合もフロッピーディスクが入りっぱなしになっています。こちらはWindows98やWindows Meなどで初期化したフロッピーディスクの場合です。

 「Operating System not found」と表示されている場合、ディスクが認識されていないかOSがインストールされていないかのどちらかです。後者は昨日まで使っていたパソコンで発生することは考えにくいので、通常は前者でしょう。BIOSの設定でディスクを切り離してしまっている場合や、物理的にディスクケーブルが抜けてしまっている、あるいはゆるんで接触不良を起こしている場合などが考えられます。

 「Press F1 to continue, press F2 to Setup」などのような二者択一のキーを押すように表示が出ている場合も、BIOS設定の何かが変わってしまった場合などに起こります。説明書のBIOS設定についての箇所などを読み、内容の確認が必要になります。

 最初の画面が表示され、しばらくパソコンが動いているように見えたあと文字化けした画面で止まっているようなケースは、Windows98やWindows Meでネットワークの設定がうまくいかない場合に発生します。この場合画面のどこかにファイル名らしきものが表示されますので、それが出ているかどうかチェックしてみてください。Enterキーを押すと先に進めるはずですので、通常通り起動するまで数回Enterキーを押してみてください。その後、ネットワーク関係のドライバを新しいものに置き換えるか、逆にすべて削除してしまいシャットダウンの後、再度起動します。普通は起動後に自動的にドライバが組み込まれるはずです。

 起動途中の黒い画面で左上にカーソルが点滅したまま、止まってしまうこともあります。この場合Windowsが壊れてしまっている可能性が高いので、修復セットアップや再セットアップなどの必要があります。

 Windows98で、「C:\>」と表示されて止まってしまう場合があります。これはコマンドプロンプト起動になっているか、Windowsが壊れてGUI(グラフィカルユーザインターフェース、マウスで操作する画面のことです)が動かなくなっている場合に起こります。いずれの場合もセーフモード起動を試し、グラフィカルな画面が表示されるようなら、前者は起動時のオプション(MSDOS.SYSの修正)変更、後者はデータを抜き出してWindowsを再セットアップするようにしましょう。セーフモード起動が不可能であれば、データをあきらめなければならないかも知れません。「C:\>」が表示されていればデータを取り出すことは不可能ではありませんが、キー操作だけで作業する必要があることと、日本語ファイル名フォルダ名を指定することが出来ないためです。

 他にも色々、黒い画面で止まった場合の対処方法はありますが、機種によりメーカにより異なります。あとはサポートと連絡し状況を説明して対処しましょう。

 途中まで起動し「カッコン、カッコン」と繰り返し音がして先へ進まない

 これはHDDが壊れたときに起きる症状です。ディスク自体が壊れている場合に発生しますので、データもシステムもすべて無くなってしまったものと諦めなければなりません。そのディスクを他のパソコンにつないでデータだけ取り出せる場合もありますが、スキルが必要なのと危険も伴いますのであまりお薦めしません。

 起動したりしなかったり「キー、ググググッ」と音がしている

 上記同様、HDDが壊れていると思われます。上記より重傷で、HDDが自分自身を認識できない場合です。こちらのケースではまずデータは取り出せません。

 起動途中でプログレスバーが停止してしまう

 パソコンを使用している途中でフリーズしてしまったり、起動途中のプログレスバーのどこかで停止してしまう場合、二つの原因が考えられます。一つはWindowsが壊れかけている場合で、早めにデータをバックアップし、再セットアップしてください。もう一つはハードウェア上に何らかの問題がある場合です。このケースではメモリ、CPU、システムボード、グラフィックアダプタのいずれかが少し調子が悪いか、あるいは互換性が悪いかです。また、熱がこもってしまったせいなどもあります。

 メモリやグラフィックアダプタは電源を切ってコンセントを抜いてから、抜き差しをして接触不良がないか確認しましょう。熱がこもってしまったかどうかは、ファンなどが正しく回転しているかどうか、空気の取り入れ口や吐き出し口に埃がたまっていないかをチェックしましょう。CPUやシステムボードの不良は、一般の方には殆ど見分けがつきません。良品と取り替えてみてどうかと言う対処しかできませんので、素直にメーカサポートと相談しましょう。

症状は千差万別、対処もいろいろ

 見てきたとおり、簡単なようで奥が深いのが「起動しない」症状と対処方法です。パソコンを使っている方にとっては、昨日まで動いていたのに今日は動かない、起動しない、とあわててしまうことが多いようです。まず状況をよく判断して、何か表示されていたり、いつもに比べ動きが変だったりしないか、そのあたりを確認する必要があります。ここに取り上げた原因や対処方法がすべてではありませんが、記載されたような、いつもと違う点を確認し、サポートの方と相談するのが一番です。

 最も困るのは「とにかく動かないんだよ」とか、「画面に英語が出ていて壊れてしまった」とだけしかサポートに伝えない方です。よく画面を見れば何か表示されていたり、どの段階で止まっているかなどはわかるでしょう。それをサポートに伝えるだけですんなり直ってしまう場合も多いです。落ち着いて状況を確認し、正しく判断できる材料をそろえることから始めましょう。

パソコン自体が壊れることってそうそうありません

(執筆者:中村 伸)

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