熱帯魚/熱帯魚の飼育器具・水槽・用品

砂利スコップを作る

100円ショップでみつけた、塩ビ製の園芸用スコップ。チョッとしたアイデアと工夫で、存外活用可能なアイテムへと様変わり。また些細な加工でも、自分で何かを作り出すのは楽しいものだ。

長谷川 秀樹

執筆者:長谷川 秀樹

熱帯魚ガイド

100円ショップの活用


100円ショップには、アクアリウムに流用可能なアイテムが多いことは周知の事実。そんなアイテムをセレクトして、幾つか紹介するのも面白いだろうと思った。

と言うことで、100円ショップで見つけた園芸用のスコップ。塩ビ製?のチープな雰囲気漂う、如何にも100円といった商品。今回、このスコップに一工夫加えて、アクア用品として活用してみることに。

園芸用の塩ビ製?のスコップ。柄の部分が10cm。掘る部分が13×9×9cm。


砂利を移動させるための道具


DIYの前に、まずその目的から。水槽内の砂利を移動させる機会は、意外と多い。水槽のセットアップ、大掃除、etc。その際、砂利を掬い出す作業は、何も道具がないとかなり手を焼く。

その場合、タモやプラケース、お碗などを用いて、砂利を運ぶことになるだろう。しかし、それらの方法では、決して作業効率は高くない。

そんな時、水槽の砂利を掬うことに特化したアイテムがあると、ぐっと効率があがる。

そこで園芸用のスコップを、加工することに。そのままでは、濡れた砂利を運ぶには不便。水まで一緒に掬ってしまい、効率が悪い。だったら、排水用の穴を開けてしまえば良い。

スコップに排水用の穴を開ける


排水用の穴が開けられた、園芸用のスコップ。


方法は到って簡単。電動ドリルがあれば、砂利がすり抜けない大きさに均等に穴を開けるだけ。無ければ、キリや熱したプラスドライバーで穴を空ければ良い。

排水用の穴を開けることで、濡れた砂利を水を切ることができる。たったコレだけで、作業効率は一気に上がる。

写真のものは、かれこれ9年ほど使用したものだ。私の場合、砂利を移動する際には、無くてはならないアイテムとなっている。

市販の製品に同様のものもあるが、100円と少しの労力でつくれるのならばお得と言えるだろう。また、自分でちょっとした工作をする楽しみも、捨てがたいものだ!
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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※ペットは、種類や体格(体重、サイズ、成長)などにより個体差があります。記事内容は全ての個体へ一様に当てはまるわけではありません。

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