内装建材/内装建材の新商品・トレンド

収納スペースを確保できる畳コーナー/2015.10 新商品

DAIKENは、大容量の収納を備えた畳コーナーやリビングとコーディネートが可能なカップボードプランなど、新しい収納アイテムやパーツを10月21日より発売。

岩間 光佐子

執筆者:岩間 光佐子

住まいの設備ガイド


【新商品】 DAIKEN システム収納「MiSEL」「フィットシェルフ」

収納量やデザイン性を高め、使い方に合わせて組み合わせ可能なアイテム

新築やリフォームを進める中で、収納スペースをどのように確保するかは、住まいの使い勝手や心地よさを左右する重要なポイントです。建材メーカーからは、さまざまなシステム収納やクロゼットアイテムなどの商品がみられ、間取りプランはもちろん、ライフスタイルや家族構成に合わせて組み合わせることが可能になっています。

DAIKENからは、システム収納 「MiSEL」と 「フィットシェルフ」に新しいアイテムやパーツを10月21日に発売。設置する空間や収納するものに合わせて、わが家ならではのプランを作り上げることができる商品です。

■小上がりを設けて、居心地と収納をプラスする 「MiSEL 小上りユニット」
MiSEL小上りユニット

MiSEL小上りユニット

リビングや寝室に和室をつなげたり、畳コーナーを設けるプランはよくみられるもの。畳という素材は、くつろぎを生み出すアイテムのひとつであり、床座のスタイルは、多様な使い方ができるため、世代に関わらず取り入れたいと希望する方も多いでしょう。通常の畳では立ち座りがつらい場合、使い方に合わせたプランとしたい場合などに人気なのが天板が畳の箱を用いるプラン(箱畳)。ベンチとして腰を掛けて使いことができ、組み合わせることで昼寝のスペースとすることも。そして、箱部分を収納スペースとして使用できることが大きな特徴でしょう。

今回、発売された「MiSEL小上りユニット」も、部屋の一角に簡単に大容量の収納を備えた畳コーナーを設置することができるもの。腰掛けやすい高さ(H375/D800・450/W800mm)の箱型引出しユニットの天板に、耐久性に優れた「ZIPANG 畳(汚れや日焼けに強く、手入れも簡単な和紙でできた機能性の高い畳おもて)」を採用しているためお手入れがしやすいのもメリット。間取りや用途に合わせて簡単に収納スペースと畳コーナーをプランニングすることが可能でしょう。

■リビング建具や収納とコーディネート 「MiSEL キッチンカップボード用プラン」

MiSELキッチンカップボード用プラン

MiSELキッチンカップボード用プラン

最近のLDKプランは、ひとつの空間としてつながりを持たせたスタイルが増えてきており、インテリアもLDKをトータルにコーディネートするケースが多くみられるようになりました。特に、アイランドキッチンとした場合など、キッチンまわりとLD空間のコーディネートは重要でしょう。

システムキッチンにも、インテリア性を高めたタイプは多く、家具のようなデザインも増えてきています。カップボードなど周辺ユニットにも、空間に合わせやすいデザインもみられますが、今回発売された「MiSEL キッチンカップボード用プラン」は、リビングの建具や収納の木目柄とコーディネートがしやすいもの。リビングのプランニングからキッチン収納を考えた商品と言えるでしょう。

キッ チンカウンター高さの箱型ユニット(H850/D200・300・450/W400・533・800mm)が揃っているのでプランニングもしやすく、水掛りのおそれのある場所での使用に配慮したメラミンカウンターも揃っています。また、扉は、お手入れのしやすい高性能シートなので、汚れなどが拭き取りやすいのも魅力でしょう。

■デザイン性と安全性に配慮。緩やかな間仕切にも 「フィットシェルフ  <国産杉集成材>」
ダイニングとリビングの間仕切りプラン

ダイニングとリビングの間仕切りプラン

背板のないオープンな棚型システム収納「フィットシェルフ」には、国産杉集成材が追加ラインアップ。風合いのあるデザインと棚板角部分をR形状加工とするなど安全面に配慮され、また、ビオタスク(空気中や手から付着したウィルスをすばやく抑制する)抗ウィルス機能を備えているのも特徴です。

また、空間を緩やかに仕切ることで程よいスペースをつくることができる、新しい間仕切りプランの設定も。空間を緩やかに仕切る傾向は、最近の空間づくりの中でも多くみられ、たとえば、LDKをひとつの空間とするものの、ダイニングとリビングを格子建材などで仕切ったり、開閉自由な引き戸タイプの建具を設けるケースも。趣味のものなどを飾りながら収納する「見せる収納」としつつ、空間を仕切ることができるアイテムは、圧迫感もなくスペースが限られた空間でも取り入れやすいでしょう。

収納は、ひとつのスペースや単体で考えるのではなく、空間全体として検討することが重要です。空間の使い方に合わせて組み合わせることができたり、建具や内装材とコーディネートできる収納建材であれば、ライフスタイルや家族構成などに適した収納プランをトータルに検討することができるのではないでしょうか。

[詳細情報] DAIKEN 


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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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