バリ島/バリ島の観光

現地ガイドが厳選!バリ島で行くべきお寺ベスト8(2ページ目)

バリ島に訪れる日本人観光客に向けて、おすすめのお寺を8つ選んでみました。ヒンドゥー教の歴史あるお寺はいずれもぜひ訪れてもらいたい観光名所ばかりですが、丸一日で一度では回りきれないので、限られた滞在中に行くならどのお寺がいいのか、訪れたい時間帯や見所のポイントを交えながら紹介します。

プトゥ ヒロミ

執筆者:プトゥ ヒロミ

バリ島ガイド

湖に浮かぶウルン・ダヌ・ブラタン寺院

ウルン・ダヌ・ブラタン寺院

周囲を花で囲まれ、青い空とのコントラストが見事なウルン・ダヌ・ブラタン寺院

ウルン・ダヌとは湖の畔という意味なので、ウルン・ダヌ・バトゥール寺院と似ていて間違いやすいのですが、ウルン・ダヌ・ブラタン寺院は遠方のブドゥグル地域に向かい、チャンディクニン公園内ブタラン湖畔にあり、南部地域から車で2時間ほど離れた場所にあります。バリ島の寺院の中でももっとも絵になる寺院の一つで、遠くまで来た甲斐があったと思わせる風情です。

日本からの観光客は滞在期間が短く、観光時間も限られるので、比較的リクエストが少ない観光地です。湖でボート遊びなどもできますが、遊んでいるのは国内からの観光客ばかりです。近くにはバリ植物園やチャンディクニン市場などもあります。長時間かかるので、移動中の景色を楽しみながら、のんびりと旅をしたい人向けだと思います。

聖水が湧き出るティルタ・ウンプル寺院

ティルタ・ウンプル寺院

寺院の外側には聖なる泉をひいた沐浴場があります

ティルタ・ウンプル寺院

頭から聖水をかぶる人、沐浴をする人など、満月の日は特に賑わいます

ウブド方面の観光を計画するのなら、ついでに足を伸ばしてもらいたいお寺がティルタ・ウンプル寺院です。伝説により魔王と戦ったインドラ神が、大地を杖で叩き、不老不死の聖水アメルタが湧き出たお寺として語られています。わりと大きなお寺で中にまで入ることができるので、境内の様々な様式をじっくり観察することもできます。

観光の途中でびしょ濡れになるわけにはいきませんが、聖水を軽くすくって頭にかけたり、口に含むこともできます。不老不死のご利益があるかもしれませんね。

 

ヒンドゥー教の総本山/ブサキ寺院

ブサキ寺院

ブサキ寺院はアグン山の中腹標高約900メートルに建立されています。

バリ島で最も大きなお寺、総本山としてあがめられるブサキ寺院です。遠方なので、できれば訪れるのは朝一番に計画するのがおすすめです。堂々とした荘厳なブサキ寺院は大小30あまりの寺院によって構成される複合寺院です。サロンを着用していれば、周囲から見学をすることも可能です。

以前は地元の自称ガイドがしつこくつきまとったり、物売りの態度が強引で問題になったことがありましたが、最近はそれほどでもないということです。朝に出発して、ブサキ寺院観光の後は午後からウブド方面などの観光もアレンジすることが出来ます。

気軽に立ち寄ることができるバトゥアン寺院

バトゥアン寺院

簡単にお寺の境内を見学できて、観光地巡りのルートの途中にもあるバトゥアン寺院

それほど宗教には興味はないけれども、ヒンドゥー教のお寺を一度は見てみたい、という場合はバトゥアン寺院に案内するのがベスト。バトゥブランからウブドに向かうマス村の近くにあるので、ウブド方面の観光途中に気軽に立ち寄ることができます。バリ島のお寺は観光客向けに演出されているわけではなく、宗教行事がない時に可能な限り観光客に開放をしているお寺も多いのですが、とりわけバトゥアン寺院は積極的に観光客を受け入れているように見受けられます。
境内にある石彫

境内にある独特の石彫なども見所の一つです


境内はヒンドゥー教の様式がコンパクトにまとまっており、バリ人のガイドに尋ねれば、いろいろな祠の意味や名前など、ある程度の説明をしてもらえると思います。バリ人は小学校から宗教の授業があり、小さな頃からお寺にお参りをしたりして、自然に宗教が生活の一部として馴染んでいるので、興味があったら質問してみましょう。

バリ島のお寺が最も賑わうのはオダランと呼ばれる誕生祭がある時です。カラフルな式服を着て、お供えを持ったバリ人の姿、こうした風景こそがバリ島らしい顔なのではないかと思います。数々のお寺巡りを通じてぜひバリ島の空気を感じてみてください。(※情報は2015年9月現在)
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