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今年の土用の丑の日は「よし田」へ【浅草橋】

鰻をこよなく愛する私がイチオシの店をご紹介! 注文をうけてからさばく鰻は身がふんわり。脂の甘みが口いっぱいに広がります。

菜々山 いく子

執筆者:菜々山 いく子

ランチガイド

 土用の丑の日に行きたい、とっておきの店


よし田

よし田

今年は土用の丑の日が2回あります。どの店でウナギを食すか、迷っている方も多いのでは? 前回は1000円台とリーズナブルな価格で国産ウナギを食べられるお店を紹介しました。そこで今回は、ちょっと値段は張りますが、満足必至の絶品ウナギ店をご紹介します!

浅草橋駅から線路沿いを歩いて3分ほどのところにあるのが「よし田」。店に近づいて行くにつれ、ウナギを焼く香ばしい匂いが漂ってきます。もうこの匂いだけで、ノックアウトされそうなほど。

こちらでは、ウナギは注文を受けてからさばき、そして素焼きした上で蒸し、焼きに入ります。鰻重は出てくるまでに40分ほどかかるので、時間の無い方は事前に電話で予約して、用意してもらうのがいいでしょう。

でも、せっかくですからお酒を飲みながらゆっくり待つというのも粋ですね。こちらではぜひ食べていただきたいおつまみがあるのです。それが「よ多漬(よたづけ)」(2808円)。素焼きしたウナギを味噌漬けにした珍しい一品です。口にふくむと、焼いた味噌の香ばしさがフワリと漂い、さらにウナギの身からあふれ出す甘みたっぷりの脂と渾然一体に。キリリと冷えた辛口の冷酒がよく合います。
よ多漬(よたづけ)(2808円)

よ多漬(よたづけ)(2808円)


ちなみにこの「よ多漬(よたづけ)」はお土産にもできるので、ご自宅でも楽しめますよ。トースターで焼いてからお茶漬けにするとたまりません!

さて、お次は定番の「白焼」(3456円)です。使用するウナギは宮崎県産を中心とした国産もののみ。前述しましたが、活きたウナギをさばくので、身のふっくら感が違います。ワサビ醤油でいただけば、少しも水っぽさを感じさせない身で、トロリとした口どけ。繊細なウナギの味わいをあますところなく堪能できます。

白焼(3456円)

白焼(3456円)


他にも白焼の上に薬味をたっぷりのせ、ポン酢で食す「鰻たたき」(3672円)というメニューもあり、こちらも超オススメです!

極上のつまみでお酒を充分楽しんだ後は、お待ちかねの鰻重へ。写真は「鰻重(上)」(3456円)。戦後間もなく創業したというこちら。開業当時から継ぎ足すタレは、醤油をきかせたキリリとした味わいと、奥深さが特徴です。蓋を開けたとたんに、湯気と共に立ちこめる、芳しい香り。たまらず頬張ると、脂の甘み、香ばしさ、そしてふわっとした口当たり、そして硬めに炊かれたご飯との相性、どれをとってもカンペキのひと言!

鰻重(上)(3456円)

鰻重(上)(3456円)

都内でも指折りの名店といっても過言ではありません!
極上のウナギ料理を堪能できる1軒です。ぜひ今年の土用の丑の日候補に入れてみてはいかがでしょう?

■よし田
【所在地】:東京都台東区柳橋1-26-10
【電話番号】:03-3851-7802
【営業時間】:11:30~14:00(13:30L.O.)、17:00~21:00(20:30L.O.)
【定休日】:日月祝
【地図】:Yahoo! 地図情報
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※メニューや料金などのデータは、取材時または記事公開時点での内容です。

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