山本浩未のきれいのソース/記事一覧

地味顔にならないベージュリップの塗り方

ナチュラルメイクにぴったりのベージュの口紅。なのにかえって顔がぼやけてしまう……。そんなお悩みに山本浩未さんが答えてくれました。

執筆者:All About 編集部

今回はこんな質問が届きました

Q.気に入って買ったベージュの口紅をつけたら、「顔色が悪いの?」と心配されてしまいました。ヌーディな色を使うときのコツを教えて下さい!(20代・会社員)


A.ヌードベージュは、肌に溶け込んでコントラストがなくなってしまうので、唇の立体感をちゃんとつけておくのがポイントです。

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ベージュの口紅はナチュラルで気楽に使えていいですよね。でも色がないぶん顔色が悪く見えてしまうこともよくあります。なのでベージュリップをおしゃれに使うには“事前の仕込み”が必要なんです。肌に溶け込んで同化してしまう色味だから。唇の存在感がなくなってしまうと、顔がかえって疲れて見えたり、地味になってしまうこともあるので注意が必要です。

まずは唇のくすみを取り、自分の唇の色をリセットしましょう。唇用のコンシーラーという便利なものがあります。これで色と輪郭を薄く塗りましょう。もちろんファンデーションやお手持ちのコンシーラーでもOKです。次にリップライナーで輪郭を整えます。これで立体感が出せますよ。ベージュの口紅なら同系色のベージュ系のリップライナーで。ちなみにベージュのリップライナーならどんなリップとも合わせられるので1本持っていて損はないです。輪郭を取ったら、輪郭の内側を軽く塗りつぶしましょう。こうするとすごく自然に見えるうえ、ベージュリップの色もちもよくなるんですよ。

それでも口元がぼやけるようなら、唇の外側にハイライトを入れます。これで、唇の輪郭が悪目立ちすることなくきわだってくるので、あか抜け感が全然違ってきます。入れるのは全部ではなく、唇の上下の口角と、上唇の山谷の『M字』部分です。赤ちゃんや小さな子供の唇って、プックリしていて立体感がありますよね。それを目指して、この部分が明るいと魅力的に見えるんです。

ここで使うハイライトは、しっかり明るくなるものがおススメ。ペンシルタイプもいいですよ。ペンシルは芯を立てるより、寝かして側面で描くと仕上げのぼかしがラクですよ。口紅はいったん余ったらテッシュオフ。その上にもう一度口紅を塗れば、ベージュでも色に深みが出てきます。さらに、グロスを重ねるとより立体感が出せます。こちらはお好みで!

山本さんのおすすめアイテム

 

太軸のペンシルタイプで描きやすく唇に自然なハイライト
コンシーラーにありがちなパサつき感がなく、それでいてしっかり発色。ハイライトにはいちばん明るい色がおススメ。セザンヌ コンシーラークレヨン00明るいベージュ系/626円(税込)/セザンヌ化粧品



 

 

山本浩未さん プロフィール
さまざまなメディアで大人気のヘア&メイクアップアーティスト。取り入れやすいメイクテクが、幅広い年代の女性に支持される秘密。
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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※個人の体質、また、誤った方法による実践に起因して肌荒れや不調を引き起こす場合があります。実践の際には、必ず自身の体質及び健康状態を十分に考慮し、正しい方法で行ってください。また、全ての方への有効性を保証するものではありません。

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