遅刻の言い訳 番外編
フェイスブックには何と、「Scuse poco credibili per giustificare un ritardo ちょっと信じがたい遅刻の言い訳」というグループまで存在します。そこで見つけた数多くの言い訳のほんの一部です。街角で人待ち風情のイタリア人男性
- あれ、3時だっけ?5時じゃなくて?
- 悪い!とりあえず一杯目は奢るよ。
- 本当はこちらが先に着くはずだったんだよ、でも信号が全部赤で...
- 緊急に片付けなくちゃいけない用事があってね。
- 君だって5年前の誕生会、遅刻してきたじゃないか!
- えぇー、待っててくれたの?もうとっくに先に行ったと思ったよ。
- あ、言わなかったっけ?行かれないんだよ、今日。
- どうしても仕事が片付かなくて出られなかったんだ。
本当にバリエーションが豊かですね。
律儀にもなれるイタリア人の言い分
カフェの前で待ち合わせのイタリア人男性
ここでイタリア人の名誉のために付け加えると、普段から常に時間に律儀なイタリア人も少なからずいます。特に、私生活では遅刻の常習犯でも、仕事の現場ではきっちり守れる人がほとんどです。この「オンとオフを切り替えるイタリア人」の話を聞いてみると、「時間を守ることはできる。でも時間に自分が縛られているようで不愉快。だからオフの時ぐらい、自分を時間から解放したい」と言うことでした。
いかにも、自由に生きていたいイタリア人らしいセリフですね。