ソニーが4年ぶりの株価水準に
ソニー<6758>は2月4日の決算発表で、業績予想を赤字から黒字へ上方修正しました。これを好感して、株価は一時3269円のストップ高まで上昇。終値でも3000円台を回復し、およそ4年ぶりの株価水準となりました。株価上昇に弾みがついたソニーですが、株価はますます上昇するのでしょうか?
現状を確認する
ソニーの株価チャートを見てみましょう。過去半年を見る限り、株価は緩やかではありますが、上昇基調であることがわかりますね。これにトレンドラインを引いてみましょう。
トレンドラインを引いてみると、株価が上昇基調であることがよくわかりますね。一般的に、この下値を支えている線を「下値支持線」と言います。
今後の取引戦略はどう考える?
トレンドフォローの取引では、トレンドが転換するまでは、上昇トレンドが続く限りは買い、下落トレンドが続く限りは売りの戦略と言えるでしょう。そういった点では、ソニー株は現在上昇トレンドにありますので、買いだと言えるでしょう。ですが、日々の値動きを見れば、株価が高い時もあれば安い日もあり、株価は上昇トレンドの中で上がったり、下がったりしています。人間の欲なのか、なぜか私達は相場が盛り上がってくると株を買いたくなる傾向があります。ですが、日々細かく取引して利益を確定できないのであれば、高い日ではなく安い日に買うのが基本です。
ただし、注意しなければならない点は、トレンドフォローの取引はトレンドが変わらないという前提のもとで行うということです。
その人の保有期間によってトレンドラインは変わりますが、下値支持線を割り込む等して上昇トレンドが下落トレンドに変わってしまった場合には、株価がさらに下落する可能性があるということです。その場合には、利益の確定や損切り等、取引の見直しを行わなければなりませんので、常にトレンドを意識した取引を行っていくことが大切になるでしょう。
※投資の判断につきましては、ご自身の責任でお願いします。
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