アート・美術展/おすすめ展覧会・イベント情報

2015年1月のオススメ展覧会・美術展(4ページ目)

日本全国の2015年1月のオススメ展覧会・美術展を紹介。Bunkamura ザ・ミュージアム(渋谷)のキャプテン・クック探検航海と『バンクス花譜集』展、根津美術館(青山)の動物礼讃、世田谷美術館(用賀)の難波田史男の世界、東京オペラシティ アートギャラリー(初台)のスイスデザイン展、石元泰博フォトセンター(高知県)の石元泰博展示室オープン記念 石元泰博写真展 この素晴らしき世界を紹介します。

浦島 茂世

執筆者:浦島 茂世

美術館ガイド


実はスイスメイドとは知らずに使ってる!? おなじみのアイテムも展示!
東京オペラシティ アートギャラリー(初台):スイスデザイン展

《スイス連邦鉄道とモンディーンの鉄道時計》

《スイス連邦鉄道とモンディーンの鉄道時計》



2014年の日本・スイス国交樹立150周年を記念した展覧会が数多く開催されています。東京オペラシティ アートギャラリーで開催されているスイスデザイン展もその一つ。政治や経済など、あらゆる面で独自の道を歩んできた永世中立国スイス。実用性と機能性を重視し、さらに伝統に根ざしながらも最新技術を貪欲に取り入れる「スイス人気質」は、美術やデザインにも独自の発展をもたらしています。この展覧会では、近代デザインのはじまりから、発展、そして現代に至るまでのスイス生まれのデザイン文化を多角的に紹介しています。

《オフィサーナイフ》 ビクトリノックス、1897

《オフィサーナイフ》 ビクトリノックス、1897



スウォッチやビクトリノックスなど、おなじみの時計やナイフもスイスデザイン。展示では、鉄道や航空など主要産業のひとつである「観光」分野や、時計や家具、アーミーナイフなどスイスを代表するブランドの取り組みから、スイスデザインの多様性を解き明かしていきます。また、スイス出身の建築家、ル・コルビュジエや優れた工業製品の制作で活躍したデザイナーマックス・ビルのデザイン哲学を検証することで、スイスデザインの根底にある合理性と普遍性についても解明していきます。スイスを身近に感じられるようになる展覧会です。

■展覧会DATA
展覧会名称:スイスデザイン展
会場:東京オペラシティ アートギャラリー
会期:1月17日(土) ~ 3月29日(日)
開館時間:11:00~19:00
※金曜日、土曜日は20:00まで
※入館は閉館の30分前まで
休館日:月曜日、2月8日(日)
Web: http://www.operacity.jp/ag/



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