視線から嘘を見抜くテクニック!
お見合いで相手を見抜く秘訣は目線
嘘には相手を傷つけないためのホワイトライもありますが、たいていの場合、下心が隠されています。的確に相手の嘘を見抜くことが出来れば後で後悔することも防げます。
そこで、「嘘」と「目の動かし方」に関する心理学の実験結果を参考にしてみましょう。相手が話す時に向ける視線の方向に注意してみてください。
1)視線が右上に向く場合
何か新しい事柄や光景を想像しています。
2)視線が左上に向く場合
過去の体験や過去に見た光景を思い出そうとしています。
3)視線が右下に向く場合
怪我をした時の事など肉体的な刺激経験を思い出しています。
4)視線が左下に向く場合
声や音楽など音や聴覚に関するイメージを思い描いています。
心理学の実験では、以上の傾向が見られました。それでは、上記4パターンの中で嘘はどれになるのでしょうか?
あなたが真っ赤な嘘をつく場合を思い出して見ましょう。たいていの場合は、物語を捏造するはずです。つまり、記憶には存在しない新しい体験を思い描く訳です。そこから、視線を右上に向けるパターン(1)が嘘のパターンと言えます。
例えば、昨日本当にあったことを思い出しながら話しているのであれば、おそらく視線は左上に向けられるはずです。
但し、空想を現実と思い込んでいる妄想癖の人にはこのテクニックは適用できません。また、結婚詐欺師といった、いわゆるだましのプロは心理学を熟知している可能性が高いので要注意です。
瞳孔で見抜く相手の気持ち
相手の目が輝きはじめたらこのお見合いは大成功!
そこで、もう一歩踏み込んで相手の瞳孔を観察して見ることにしましょう。相手と会話している際の相手の瞳孔、つまり瞳の大きさをチェックしてみましょう。
とはいっても、相手の目をしげしげ覗き込むのも変ですし、「瞳の大きさなんかどうやってチェックするの?」という疑問も湧いてくることでしょう。
瞳が大きくなっているか小さくなっているかを簡単に見極める方法があります。それは、相手の目の輝きに注目することです。
会話をしている過程で何やら相手の目が「前より輝いて見えてきたな」と感じられたらしめたもの。相手は、あなたの話やあなた自身に興味を抱き始めている証拠です。
ところで、とある実験では同じ人物でも瞳孔が拡大した状態と縮小した状態では相手に与える印象が全く違ってしまうという結果もあるようです。一般的に拡大した瞳孔は、優しく柔和な印象を、一方縮小した瞳孔は、硬く冷たい印象を与えるとのこと。どうやら、わたしたちは興味の無い対象に対しては自然と冷たい印象を与えてしまう様です。
目は顔の中でも一番印象に残る大切な器官だけに目線の行方は気になるところです。お見合い中には、相手の目付きには十分気を配りたいものです。