子供のしつけ/子供のしつけ関連情報

子どもと約束しておきたいスマホ・携帯の使用ルール(2ページ目)

スマホや携帯電話の本当の恐ろしさを知らずに使用している子ども達が多くいます。その現状を深刻に受け止め、子ども達がネット被害に遭わないよう、また加害者にならないよう、何をするべきなのかを考えていきましょう。

上野 緑子

執筆者:上野 緑子

幼児教育ガイド

スマホ・携帯の使い方ルール作り

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ゲームをダウンロードするときは親の了解を得てから

■マナー
・公共の施設、電車、病院などで使用しない
・食事中に使用しない

■友達とのトラブル回避
・本当に大切なことはスマホ・携帯を通してではなく顔を見て伝える
・メールやLINEのメッセージなどは読む人の立場になって読み返してから送る(自分が言われたらいやだと思うことは書かない)
・友人の写真をFBやツイッターなどにアップする際は、必ず本人に確認してからにする

■事故防止
・歩きながら使用しない
・自転車をこぎながら使用しない

■時間管理
・10時以降は電源を切る(特にこのルールは家庭単位ではなく、学校の規則にしなければ守ることが難しい)
・自宅ではリビングに置く(つまり、自分の部屋、お風呂、トイレに持ち込まない)

■金銭管理
・有料サイトなどの契約や課金の際は親の了解を得てからにする
・月6000円以下など限度額を決め、毎月、利用料金明細を親子で確認し、限度額を超えたものは子どもが払う

■法律遵守

・ゲームや音楽などをダウンロードする際は、親の了解を得てからにする
・ネットで何かを購入する際は親の了解を得てからにする

■自己防衛

・誰でも目にすることができるWEB上に個人情報を書き込まない
・フィルタリング契約をする
・ウイルス対策ソフトを入れる
・IDやパスワードを安易に人に教えない
・会員登録のため個人情報を書き込む際は、親の了解を得てからにする
・安易に自分で撮った写真をアップしない
・ネットで知り合った人とは基本的には会わない

★問題が起きたときは必ず親に相談する
★ルールを違反したら、使用禁止にする

フィルタリング加入状況

スマホ・携帯におけるフィルタリング等加入状況は、小学生で6割台前半、中学生で6割強、高校生で約5割となっており、携帯に比べ、スマホのフィルタリング加入率は低くなっています。

また、交流サイト(SNS)の利用で性犯罪などの被害に遭った子ども695人のうち、回答が得られた約300人についてフィルタリングの加入状況を調べたところ、9割以上が未加入でした。(昨年下半期 警視庁調べ)
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