ユーロクッチーナ展2014 最新キッチン機器の動向-2(2ページ目)

ユーロクッチーナ展に見る世界の最新キッチン機器の動向-2
真空調理システム「SOUS VIDE」のゆくへは？

■irinoxは今年初めての出展メーカーだが、前回もElectroluxでご紹介した「真空調理システム」の家庭版ビルトイン調理機器として「真空パック器・チルド機器・スチコン調理器」をシステムアップして注目を集めていた。
55°C12時間という長時間低温加熱はスローフードの国イタリアならではの調理法だが、ビタミンなどの栄養価を失わず、加熱による肉類のタンパク質の凝固を防ぐ最適調理法が日本でどのように受け入れられてゆくのか非常に興味深い。日本でも野鳥や獣類を楽しむジビエ料理になくてはならない調理法として人気が集まっているようだ。
■HotpointグループにはARISTONやSholtesやINDESITなどの有力メーカーが傘下にあるが、今回の展示でクックトップの下に食器洗い機をビルトインして見せる組合せが、今まで誰も考えなかった組合せとして高く評価している。コンパクトにキッチンをまとめる手法として、非常に面白い。

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