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職場復帰で子どもに影響が…その対処法は?(2ページ目)

母親の職場復帰や部署移動などで、子どもの様子に変化が見られる場合があるようです。だからといってやっぱり職場復帰をあきらめたりなどせず、子どもとうまくやっていくにはどうすればいいのでしょうか。

上野 緑子

執筆者:上野 緑子

幼児教育ガイド

限られた時間にたっぷりの愛情を注ぐ

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できる限りスキンシップを

疲れているのに無理をして、空元気で子どもに接するようにと言っているのではありません。無理は長続きしませんし、しわ寄せが来るものです。疲れたときは、素直に「今日、お母さん疲れちゃった」と言えばいいのです。ただ、子どもと触れ合える限られた時間に、思いっきり愛情を注ぐということです。愛情を伝える有効な手段は、スキンシップです。できる限り子どもをぎゅっと抱きしめたり、膝の上にのせてお話ししたりしてください。

親からのたくさんの愛情に包まれることで、子どもは親と離れていても、安心して保育所で過ごすことができます。

ゆとりをもって子育てするには夫の協力が不可欠

子どもとの大切な時間を作るためには、夫の協力が不可欠です。できれば、結婚前に、家事の役割分担をしておくのが理想ですが、もし、すでに、妻が家事のほとんどをやってしまっている家庭の場合、それでは長続きしません。夫ときちんと話し合い、協力し合える体制にすることです。

夫に家事を頼むときは具体的に

夫に家事を頼むときは、ただ「手伝って」というのではなく、具体的に内容を言うことが大切です。家事になれてない夫は、何をしたらいいのかがわからないのです。

「夕飯が終わったらすぐにお風呂に入れるように、私が夕飯を作っている間に、お風呂の準備しておいてくれる?」とか「部屋が散らかっているので、夕飯を作っている間に、洗濯物たたんでおいてくれる?」といった具合です。

両親が、仲よく協力し合っている姿は子どもにもいい影響を与えます。

子育ては量より質

専業主婦の子どもでも、心が満たされず、さみしいと感じている子どもはいます。確かに、働く母親は、子どもと接する時間が短いので、さみしい思いをさせないようにするには努力が必要です。簡単なことではないでしょう。

しかしながら、たくさんのスキンシップで、たくさんの愛情を注げるのは、子育ての中のほんの一時期です。子どもが大きくなったら、したくでもできません。そんな思いも胸に、楽しい気持ちで子育てをしてみてはいかがでしょうか。
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