ユーロクッチーナ展に見る世界の最新キッチン Vol.01(2ページ目)

ミラノサローネレポート　Vol.3

ユーロクッチーナ最新報告Report No.1
今年のキーワードは感性キッチン

今年のEuroCucina会場で感動させられたもう一社の報告をします。

■ Werkhaus+BORA
ドイツメーカーのこの2社の組み合わせは2年前と同じで、石の塊でキッチンを作っている点も同じだが、ライムストーンのスラブ材を彫り込んだ2トンのキッチンから今回は4トンの大理石塊材を彫り込んだキッチン2台と、大理石のスラブ板材を組み合わせた2トンのキッチンを並べ、BORAのダウンロードレンジフードを組込んだ調理実演をおこなっている。
ステーキを焼く煙が見事にダウンフローされる様には感心させられるが、この2社が言いたいことは自然環境に優しい素材感のある素朴なキッチンと高性能排気システムとの組み合わせの提案。調理中も会場内にほとんど料理の匂いがたちこめないことの実演テストに価値がある。

・Werkhausの詳細は公式サイトをごらんください。
・BORAの詳細は公式サイトをごらんください。

■ミラノサローネ2014レポートも併せてごらんください。
・ミラノサローネ Report Vol.1 ミラノ大学で始まったINTERNI2014
・ミラノサローネ ReportVol.2 Panasonic今年のテーマはスライディングネーチャー

◇掲載した写真は全て、黒田がCosmitの許可を得て撮影したものです。画像の転用は一切禁止します。

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