カラダを温めて、自律神経のバランスを整える
交感神経が優位になっているときは、末梢血管が収縮して、冷えを感じている状態です。逆説的に、皮膚温度を高め、末梢血管の血流を改善することで、副交感神経を高め、自律神経のバランスを整える方法を最後に3つご紹介します。1) 正しい入浴法で自律神経のバランスを整える
入浴すると1日の疲れが一気に解消されませんか?それは、水中で浮力が働くため重力から解放されて心身が解放され、筋肉がほぐれやすくなり、結果、全身の血行が改善され、血液中の乳酸が肝臓でエネルギー源のグルコースに変わることで疲れを回復させているのです。また、カラダは熱と水圧から心地いいマッサージ効果を得ることもでき、リンパの流れも良くなり、新陳代謝が活発になります。
それでは、カラダにいい入浴法とは?
一般的には、お湯の温度は39~40℃、目安として、額が汗ばむまでゆっくりと入ることで、体の深部も38.5~39℃という適温に保ってくれ、自律神経も整います。けれども、これからの季節、どうしても熱めの42℃~43℃のお湯に入りたくなります。そうすると、交感神経が急激に上がり、血管が収縮して血液がドロドロになってしまい、自律神経バランスが乱れてしまいますので必ず、注意しましょう。
2) シミもなくして、カラダも温まる
夏の日焼けがシミにならないように、この秋、美白に励んでいる方も多いのではないかと思います。病院にて、シミや肝斑を改善するために、内服治療で処方されるお薬ってご存知ですか?実は、ある3つの処方薬の組み合わせが一般的なものとなります。その3つのうちのひとつは、肝斑の治療薬として効果が認められているトラネキサム酸です。2つ目が、抗酸化作用、コラーゲン生成、増生作用、美白効果のあるビタミンC。3つ目が、血液の循環を改善して肌の老化防止効果を持つビタミンEとなります。
このビタミンEにあたるものが、末梢血管を拡張、巡りを改善させ、お肌の生まれ変わりをサポートすると同時に、自律神経のバランスを整えるサポートをしているのです。
お薬とまではいかなくても、脂溶性ビタミンの一種、ビタミンEが豊富な食べ物として、ひまわり油などの油脂類やアーモンドの種実類。また、大根の葉、モロヘイヤなどの青菜類、かぼちゃや赤ピーマンなどの緑黄色野菜にも多い傾向があります。サプリメントで補うというのも手ですね。
3) 「ドライスキンブラッシング」で、自律神経のバランスを整える
皮膚温度を高め、自律神経のバランスを整える、話題の美容健康メソッド「ドライスキンブラッシング」
こちらのメソッドの大きな特徴は、美肌効果と巡りを改善する効果。特に、お肌下の毛細血管やリンパ管の流れを改善するので、デトックス効果、セルライト予防にぴったりな美容健康法です。
こちらのドライスキンブラッシング、実は安眠効果も高いという声が上がっており、自律神経バランスが整うということが、WINフロンティア(株)が提供する自律神経測定サービス「Lifescore」によって分かりました。美肌、デトックス作用だけでなく、自律神経のバランスも整えてくれる美容健康です。
正しい入浴法で入浴した後に、「ドライスキンブラッシング」を実践して、今日のストレスは今日のうちに解消し、ストレス太りなんて知らない体を手に入れましょう。