セルライト対策/セルライト対策

セルライトは作らない!「ドライスキンブラッシング」

世界的トップモデルであるミランダ・カーの美肌の秘密として、また、故ダイアナ妃も習慣にしていたという 「2分間で20分間相当の有酸素運動」 の効果があると言われる欧米発の話題の美容法「ドライスキンブラッシング」。 その効果と方法をお教えいたします。

余慶 尚美

執筆者:余慶 尚美

ヘアケア・ボディケアガイド

セルライトを作らないようにするのには、どうすればいいの?

答えは自ずと知れたもの。「セルライトとは何か? どうしてできるの?」にてご紹介したように、「カラダの巡り」「代謝」を良くすることです。

そもそも、セルライトの原因となるカラダの循環機能、「巡り」の滞りに関係し、不要なものを回収、排出を主に担当する「静脈」「リンパ管」は、とっても他力な存在なのです。それらの管の中を流れる血液やリンパ液は、呼吸運動や筋肉運動などの他者からの力によって、流れをスムーズに保っています。この他力を 『ドライスキンブラッシング』 というカンタン美容法にて実現させ、「カラダの巡り」「代謝アップ」を試みるのです。

『ドライスキンブラッシング』とは

日本でも大人気の世界的トップモデル ミランダ・カーや故ダイアナ妃など海外のセレブたちも習慣としている欧米発の美容法で、「2分間で20分間相当の有酸素運動」の効果があると言われています。日本人の私たちにとっては、「お洒落な乾布摩擦」をイメージするといいかもしれません。

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『ドライスキンブラッシング』 専用ブラシで優しくブラッシング

セルライトの原因になる皮下組織にある脂肪細胞は、皮膚からわずか数mm下というたいへん近いところにあり、とても繊細な毛細血管、毛細リンパ管の働きに影響を受けます。これらの働きをスムーズにするには、強い作用は必要ありません。そっと、優しく乾いた状態の皮膚をストレッチするイメージで専用のブラシを用い、流れに沿ってブラッシングしていくのです。それが、「ドライスキンブラッシング」です。





『ドライスキンブラッシング』のやり方


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「ブラッシングのやり方(正面)」 参考書籍:「美巡ブラシエステ」(中央公論新社)イラスト:蛯原あきら氏

次は、実際に『ドライスキンブラッシング』を実践してみましょう。
まずは、カラダの部位を3つのブロックに分け、図のように、それぞれのブロックにある大きなリンパ節に向かって、優しくブラッシングをしていきます。

【3つのブロックと流す方向】
全身をブラッシングする場合は、上半身からスタートし、下半身の順番で行います。時間がない場合は、気になる部位だけでも行いましょう。
1. 鎖骨から上は、鎖骨へ
2. 鎖骨からヘソは、ワキの下
3. ヘソから下は、そけい部分

 

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「ブラッシングのやり方(後)」 参考書籍:「美巡ブラシエステ」(中央公論新社)イラスト:蛯原あきら氏

毎日、入浴後に行うことで、巡りが改善されていくことが期待でき、セルライト予防、美肌効果も抜群です。

【注意事項】
『ドライスキンブラッシング』のあとには、お肌の浸透力も高まっているので、必ず、ボディクリームなどを塗布ください。ボディクリームもセルライトやカラダの巡りに効果的なものを選ぶといいでしょう。





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