雑貨/北欧・ヨーロッパ雑貨

アンシャンテ フランス紅茶と南部鉄器

紅茶はイギリスだけのものではなく、フランスでも大人気。おしゃれなパリのサロン・ド・テでは、カラフルな南部鉄器のポットが使われています。

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紅茶といえばイギリス、というイメージが強いですが、実は海を越えたフランスでも 紅茶は大人気なんだそう。元々食べたり飲んだりが大好きで、味にもうるさいフランス人。 フランス人が楽しんでいる紅茶って一体どんなものなんでしょう?

フランス紅茶との出会いに魅了されて

アンシャンテ 紅茶 シーン
和にも洋にも、お茶は世界共通の愉しみ。
フランスの紅茶を輸入販売している「アンシャンテ」の古川梨花さん。 古川さんはフランスへ留学中、とあるお茶屋さんの優雅な香りとあまりの美味しさに魅了され、いきなり弟子入りを申し出ます。 そしてそこでお茶修行をすればするほど、その魅力にすっかりハマってしまい、 帰国するころには「自分はお茶屋になって、フランスの紅茶を日本にを広めよう」と決心していたそうです。

フランスの紅茶は、淹れ方などにはあまりうるさくありません。 大きなポットにたっぷりと淹れて、自己流でもいいんです。 一番大事なのは、お茶の時間を存分に楽しむこと、というのもフランス人らしい考え方。 フランスの紅茶はブレンド(フレーバーティー)が中心。まるで花束を作るように、様々な素材を混ぜ合わせ、繊細に慎重に作られています。 花やナッツや果実はもちろん、カカオやキャラメル入りなんていうものもあったり。 茶葉や素材は世界中から集められ、日本茶や中国茶も自由に混ぜ合わせます。 そして、そのときの天気や季節、体調や気分、一緒にお茶を楽しむ人によって、 ファッションのように紅茶をコーディネートするのです。 本物の紅茶のプロは、ソムリエかスタイリストかという感じに、 その人にぴったりの紅茶を見つけてくれるのだそうです。

アンシャンテ 紅茶
アンシャンテの紅茶。左は「4時のお茶」で右は「キモノ」。 花びらや果実が
絶妙なバランスで混ざり合い、色や香りも美しい。 五感で楽しめる紅茶です。


フランスで見た南部鉄器の楽しみ方

アンシャンテ 紅茶 展示会
2009年foodexにも出展。展示のワンシーン。
そんな紅茶と一緒に古川さんが驚いたというのが、南部鉄器。 フランスのお茶屋さんでは、日本の南部鉄器のポットが普通に使われていたのでした。 日本でも有名なパリの高級紅茶屋さんでも、当たり前のように南部鉄ポットがたくさん 並んでいます。美しく繊細なフォルムながら、どっしりと安定感が あって、使い勝手も申し分ない南部鉄瓶は、世界に誇れる日本の茶器ですが、 フランスの日常にこんなにも溶け込んでいることは意外であり、 とてもうれしいことだったそうです。

日本で見る南部鉄器は、通常黒いものですが、 フランスのものは赤、青、オレンジなどとってもカラフル。 色を気ままに自由に組み合わせ、コーディネートを楽しんでいます。
「日本の黒い鉄器ももちろん大好きなんですが、 フランスで見た色の豊富さは衝撃的で新鮮! さっそく岩手へ行って鋳物の工房を訪ねました。 カラーポットは海外では人気が高いのですが、 日本ではどうだろうと思っていたところ、想像以上に好評でびっくり。 カラーポットのユニークな面白さやかわいらしさを、 逆輸入的に日本の人にも楽しんでもらえたらと思っています。 カラフルな色が付いていても、どこか温かいテクスチュアがあって、 愛着を覚えるような質感は、鋳物ならではの特長ではないでしょうか」。


次ページでは、カラーポットやオリジナル紅茶缶をご紹介。

更新日:2009年03月24日

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