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夏の暑さ対策はどうする?ペットフードの保存方法(3ページ目)

動物との暮らしを、より身近にしてくれたペットフード。便利な反面、保存方法を間違えてしまうと、品質の低下にも繋がります。愛犬の身体の為にも気をつけたい、ドッグフードの保存。ちょっとしたポイントとその方法をお伝えします。

いちかわ あやこ

執筆者:いちかわ あやこ

犬ガイド

冷蔵庫

室温の変化が心配であれば、冷蔵庫へ。ただし、気にしすぎないことも大切。

ポイント3:高温になる所に置かない

"ドライフード"といっても、10%程度は水分が含まれています。高温になると、湿気でペットフードのパッケージ内に水分が溜まり、それが原因でカビなどが発生してしまう可能性があります。

真夏でも、室内が涼しければ常温でも気にしすぎる必要はありませんが、心配であれば冷蔵庫で保管するのも良いでしょう。夏は、熱中症対策など温度管理に関して敏感ですが、冬の暖房器具による高温にも注意が必要です。

また、災害時の為にペットフードをストックしている場合は、高温になる場所での保管は避けた方が良いでしょう。ストックするペットフードは、消費期限を控えておくかマメにチェックをして、定期的に入れ替えるようにしましょう。

キーワードは「酸化させない!」

大袋でまとめ買いするのは、確かにお買い得で楽かもしれません。ですが、”楽=健康維持”に繋がるとは限りません。どんなに質の良いドッグフードであっても、保存方法を間違えてしまったり、封を開けてから何ヶ月も使用していると劣化します。

劣化した食品が、身体に良い働きをすることはありません。1つ目のポイントでも触れましたが、油の劣化(酸化)はとても早いです。特に、高温・直射日光・空気に触れ続けた油は”トランス脂肪酸”という、身体に悪影響を与える物質へと変化してしまいます。

「ペットフードをお皿に入れたまま、一日中ほったらかし」というのも、特別な事情が無い限り避けた方が良いでしょう。

ちょっとの手間で、結果は大きく変わります。愛するわんちゃんの未来の身体のため、ペットフードの保存方法も見直してみてくださいね。

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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※ペットは、種類や体格(体重、サイズ、成長)などにより個体差があります。記事内容は全ての個体へ一様に当てはまるわけではありません。

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