子育て/毒親・過保護・過干渉

過保護はどうしていけないの?

「ネガティブな子育て」と聞いて、どんな育児をイメージしますか?すぐに思いつくのが、 虐待、ネグレクト。実は、これと並んで、「過保護」もネガティブな子育ての1つとされています。過保護にすることが、なぜいけないのか?子どもの将来に及ぼす影響を、イギリスの研究を交えてお伝えします。

佐藤 めぐみ

執筆者:佐藤 めぐみ

子育てガイド

ネガティブな子育てとは?

ネガティブな子育てにも色々ある

ネガティブな子育てにも色々ある

心理学の研究レポートなどを読んでいると、よく目にするのが、「Negative Parenting」という言葉。「ペアレンティング」は、親としての在り方、子どもの育て方、などを指す言葉なので、Negative Parentingは、ネガティブな子育てのこと。

では、「ネガティブな子育て」と聞いて、どんな育児をイメージしますか?
  • 虐待
  • ネグレクト
はすぐに思いつきます。実は、これに加えて、過保護もネガティブな子育ての1つとされています。ネグレクトはかまわなすぎ、過保護はかまいすぎ。これら2つは対極にありながらも、どちらもネガティブな子育てに区分されるのです。

ネグレクトがネガティブな子育てというのは、当然なので、理解しやすいと思います。では「過保護」はどうでしょうか?ネグレクトと同類にされるほど、悪いイメージはないのではないでしょうか?

実は、この「虐待」「ネグレクト」「過保護」は、子どものいじめに大きく関係しています。
>>次ページでその実態を見ていきましょう。
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