マカオのWi-Fi事情
マカオ政府が運営する無料公衆WiFi接続サービス「Wi Fi GO」の告知看板
スマートフォンやタブレットPCを旅先でも活用したい人は多いはず。世界中から年間約2800万人もの観光客が訪れるアジア有数の観光都市マカオでは、政府やリゾート施設が運営する無料Wi-Fi接続サービスも充実。料金を気にすることなく旅の情報収集やメールの送受信、旅の感動をSNSなどを通じてどんどん友達とシェアできます。ここでは、無料で利用できる公衆Wi-Fiサービスを中心にご紹介します。
政府運営の無料サービス「WiFi GO」
「WiFi GO」サービススポットはこのステッカーが目印
2010年9月、マカオ政府が市民や観光客の利便性向上を目的に無料Wi-Fiホットスポット「
WiFi GO」の提供をスタートさせました。その数、2012年12月現在、マカオ半島、タイパ島、コタイ地区、コロアン島の132箇所! 設置場所はマカオ政府関連施設が中心ですが、
セナド広場、聖ポール天主堂跡など主要観光スポットもサービス提供範囲に含まれ、たいへん利便性が高いです。
「WiFi GO」利用方法
左がiOS、右がAndroidの例。「wifigo」または「wifigo-s」を選択する (c) DSRT
まず、
「Wi Fi GO」サービス提供スポットを確認します。スポットにいることを確認したら、お手持ちのWi-Fi接続可能な機器での接続設定を行います。接続の手順は下記の通り。なお、「WiFi GO」では一般的なWi-Fi機器に採用されている「IEEE 802.11 b/g」をサポートしています。
- Wi-Fi接続をONにする
- 一般的な接続の場合、接続可能なSSID(ネットワーク)が表示されるので、「wifigo」を選択し接続(または手動で入力)
- WEBブラウザを立ち上げ、使用規則と免責事項を確認の上、同意してインターネット接続
※セキュリティ接続を行う場合は上記の手順2でSSID「wifigo-s」を選択した上、ユーザーID「wifigo」とパスワード「wifigo」を入力
「WiFi GO」利用上の注意点
セナド広場では左の黄色い建物にある観光案内所にアンテナが設置されている
「WiFi GO」はサービス提供時間が朝8時から深夜25時まで(営業時間設定のある施設内にあるスポットの場合、施設の営業時間に準じる)と時間の制限がある点に留意してください。「WiFi GO」の接続速度は最大下り3Mbps、上り2Mbpsですが同時に多人数が接続する場合や電波信号の強度によりは接続速度が遅くなったり、または接続できない場合もあります。また、1回の連続接続時間は45分で、自動で接続が切断されます。継続して利用したい場合、再接続を。