住宅設計・間取り/住宅設計・間取りのテクニック

コンビニから間取りのコツを学ぶ(3ページ目)

今回は誰でも1度は行ったことのあるコンビニを参考にしてみましょう。コンビニはどのようなゾーニング計画になっているか、また動線計画はどのように工夫されているのか?住宅を設計する際に参考になることがたくさんあります!今回はイラストもたくさんですよ!

佐川 旭

執筆者:佐川 旭

家を建てるガイド


住宅間取りに取り入れる

<動線を活かす>
コンビニの外側の通路と中島の関係をヒントに回転動線を考慮した間取りを考えてみましょう!行き止まりのない回転動線は人と人との流れをスムーズにして部屋の広がりを感じさせてくれます。

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 エントランスゾーンと水まわりゾーンを左右に分けて中央部分をパブリックゾーンに。中央部分がコンビニでいう中島となる。


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 玄関から入る人と階段で2階にあがる人を分け、リビングソファを中心として一周できる。さらに水まわりが左側にあることでリビングダイニングに風の通り道ができる。



<通路幅に活かす、スペースに活かす>
コンビニは通路幅の取り方が上手く、人がスムーズに流れるよう設計されています。コンビニに行った際に通路幅と商品の棚などを意識することで、寸法の感覚がわかってきます。
たとえばキッチンで2人で作業する場合は1.2mの幅が、1人の場合は0.9mくらいの方が作業しやすくなります。さらにコンビニでいわれるゴールデンラインといわれる1.3m~1.5mあたりの高さには日常良く使われる食器や小物を置くことです。
間仕切り壁なども目線を考えた高さにすることで部屋の圧迫感をやわらげてくれます。
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