留学/留学までの流れ

留学に必要な試験(2ページ目)

高校留学、大学・大学院留学を目指す際に、それぞれどのようなテストを受験しなくてはいけないのか?テストを免除できる方法と「GPAの算出方法」についても併せて紹介します。

河東 英宜

執筆者:河東 英宜

留学ガイド


日本での成績を欧米の基準に変換

SATやACTの他に、出願者の学力を測る基本となるものとしてGPA(Grade Point Average)があります。これは最終学歴(大学受験であれば高校、大学院受験であれば大学)の成績をアメリカ式の5段階評価に置き換え、平均値を算出したもので、大学進学に際して最低のラインとなる目安は2.0以上(大学院は3.0)です。

GPAの算出方法
Step1 日本の成績をポイントに置き換える
高校の成績表を見ながら、ご自身のGPAがを計算してみましょう(大学院を目指す人は大学の成績を当てはめてください)

日本の成績     ポイント
5 優  A   →   4
4 良  B   →   3
3 可  C   →   2
2       →    1
1 不可 D   →   0

Step2 計算式に数値を入れて平均を割り出す
GPA =(ポイント数値×単位数)の全ての科目の合計÷全ての科目の単位数の合計

例)
科目  成績  換算ポイント   単位数
英語  優    4     ×   4    =  16
数学  良    3     ×   4    =  12
法学  可    2     ×   2    =  04
10    =  32*
*32÷ 10= 3.2
この場合GPAは3.2となります。
皆さんはいかがですか?
GPAが思わしくない場合でも、クラブ活動やボランティアなどでの活躍をエッセーでアピールできれば、挽回できる可能性もあります。

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