葬儀・葬式/お葬式での失敗談

多くの墓地の資料を集め、現地を見て比較

埋葬は公営霊園・寺院墓地・民間霊園・納骨堂などの選択があります。公営霊園は安価ですが希望が殺到して簡単に抽選が当たりません。寺院墓地は寺の檀家になり、仏式のお葬式や法要が条件になり、お金もかかります。

牧野 くにお

執筆者:牧野 くにお

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埋葬場所の種類と注意点

埋葬は公営霊園・寺院墓地・民間霊園・納骨堂などの選択があります。公営霊園は安価ですが希望が殺到して簡単に抽選が当たりません。寺院墓地は寺の檀家になり、仏式のお葬式や法要が条件になり、お金もかかりますし、その寺の宗派に縛られます。民間霊園はほとんどの場合、宗教に縛られることがなく、葬式の方法、するしないは自由ですが、念のため確認しておくとよいでしょう。ただし遠くて不便な所が多く、また最近は実態不明の分譲業者がありトラブルもよく起きていますから、名の知れた信用のある会社を選ぶことです。分譲を始めたばかりの所より、すでに半分以上墓石のある霊園がよいでしょう。納骨堂は都心の便利な場所にもたくさんありますが、遺骨が何人分入るか、また企業の場合は倒産した際のことも注意する必要があります。

墓地選びのポイント

いずれにしてもあわてて契約せず、多くの墓地の資料を集め、必ず現地を見て比較することです。その他、共通するポイントをあげれば、次のようになります。
  • 交通の便や駐車場の有無
  • 価格はどこまでの範囲か。墓地使用料・墓石・カロート(骨壺の埋葬スペース)・付帯設備・外構工事はそれぞれいくらくらいかかるか、内訳を明確にすること。
  • 雨の日の水はけ、自然災害(崖崩れなど)は大丈夫か。できれば雨の日に現地を見る
  • 水場、手桶、ヒシャク、掃除用具などの整備の状態
  • 休憩所やトイレの状況
  • 管理事務所の機能(線香は買えるか。ゴミ処理は?)
  • 共用の通路などの整備清掃の状態は良いか。
  • 使用規則=宗教的な規制があるか、墓石の制限、石材店が指定があるか
  • 霊園は普通は「永代使用」ですが、「永代供養」を希望するなら霊園によって条件がさまざまです

なお日当は絶対の条件とはいえません。日当たりが良ければお参りするとき気分はいいですが、あまりに日ざしが強いと紫外線で墓石が長持ちしなくなることもあります。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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