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子連れでも楽しい! 家族で行きたい屋外・野外美術館(3ページ目)

子連れOKの美術館が増えているものの、やはり静かな館内では何かと気を使ってゆっくり鑑賞できないことも。屋外・野外展示のある美術館なら、子どもも大人ものんびりアートを楽しめます。

古屋 江美子

執筆者:古屋 江美子

旅行ガイド

3年に1度の芸術祭、越後妻有大地の芸術祭の里(新潟・十日町、津南)

「再構築」 2006年undefined行武治美 (撮影undefined倉谷拓朴)

「再構築」 2006年 行武治美 (撮影 倉谷拓朴)


「かまぼこ型倉庫プロジェクト」 2003年undefined小沢剛 (撮影undefined宮本武典+瀬野広美)

「かまぼこ型倉庫プロジェクト」 2003年 小沢剛 (撮影 宮本武典+瀬野広美)

新潟県十日町市と津南町からなる越後妻有地域は、自然と人間がともに暮らす「里山」が今も残る地域。760平方kmというこの広いエリアを舞台に2000年から3年に一度開催されている芸術祭が「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」。5回目にあたる今年の日程は2012年7月29日(日)~ 9月17日(月・祝)の 51日間です。

今回は44の国と地域から300組を超える作家が参加。約350の作品が展示される予定だそう。それぞれの作品は点在しているので、すべてを一度に見て回るのは難しいもの。子連れならアレコレ欲張らず、アートと一緒に郷土料理や温泉、自然などをバランスよく楽しむ旅がよいでしょう。

 

「鉢&田島征三・絵本と木の実の美術館」 2009年undefined田島征三 (撮影undefined宮本武典+瀬野広美)

「鉢&田島征三・絵本と木の実の美術館」 2009年 田島征三 (撮影 宮本武典+瀬野広美)

恒久作品のなかでもファミリーに好評なのが、廃校になった小学校の校舎を利用した「絵本と木の実の美術館」。絵本作家である田島征三氏の木の実や和紙を使ったオブジェが展示してあります。また、かつての木造校舎を改築した宿「三省ハウス」は子連れでの宿泊も可能です。

子ども向けのプログラムやイベントも多く、現在のところ以下のものが予定されています。

 

築50年余の木造校舎を改築した宿「三省ハウス」

築50年余の木造校舎を改築した宿「三省ハウス」

■越後妻有大地の芸術祭の里
住所:越後妻有地域 (新潟県十日町市、津南町) ※作品は760 平方kmの範囲に点在(アクセス
電話:025-595-6688

大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2012
会期:2012年7月29日(日)~ 9月17日(月・祝) 51日間
料金: 一般 3,500円 (前売3,000円)、高・専・大学生3,000円 (前売2,500円)、中学生以下無料
※前売の販売は、2012年7月28日(土)まで

>> 次のページでは高原植物が咲き乱れる標高2,000メートルの美術館
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