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一人暮らしのご近所づきあいのコツ(3ページ目)

非常時のご近所づきあいの大切さが見直されていますが、隣に住むのがどんな人なのか全く知らないということも少なくないのが一人暮らし。面倒や危険なことがあるのではないか、そもそも「必要なの?」と疑問に思う人もいるかもしれません。一人暮らしとご近所のほどよい距離感と気持ちのいい付き合い方を考えます。

河野 真希

執筆者:河野 真希

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できることから始めるご近所づきあい

■あいさつしよう
あいさつ

ご近所さんとあいさつを交わすことは、周囲の情報を得ることにもつながります

ご近所づきあいの基本は、あいさつから。むしろ一人暮らしのご近所づきあいは、気持ちのいいあいさつさえあれば、それだけでいいと言っても過言ではないかもしれません。

マンションやアパートなどの建物内、またはその周辺でご近所さんに会ったら、自分から「おはようございます」「こんにちは」と声をかけてみましょう。何も声をかけずに通り過ぎると、相手の顔もろくに見ず、どんな人なのか覚えておくこともできません。どんな人が住んでいるのかインプットするためにも大切です。

返事がかえってこないことも、必ずあります。それでも、また会ったらあいさつするというのが大人のマナー。でも、返してもらえない人に何度もあいさつするのは気が進まないのなら、会釈くらいで通り過ぎるのもいいでしょう。ただ、あいさつされているのに「知らない人だから無視」というのでは、なかなか顔見知りにもなれず、周囲に悪い印象ばかり残すことになりかねません。

■近所のお店の人と顔見知りになろう
一人暮らしの場合、ご近所さんと生活リズムが違うと、あいさつしようにもめったに誰にも会わないということも少なくありません。また、同じ建物に住んでいるとはいえ、見ず知らずの相手と顔見知りになるのも避けたいと思う人もいるかもしれません。それなら、よく利用する近所のお店の人と顔見知りになっておくのもアリです。

その地でお店を開いているくらいなのだから、身元も立場もわかっている人です。買い物や飲食のついでに、「この前買った○○がとても美味しかった」など、一言声をかけるようにすれば、お客さんですからすぐに覚えてもらえることでしょう。その地域に一人でも知り合いがいると思うと、より安心して暮らすことができるはずです。

■地域を意識しよう
ご近所であれ、お店の人であれ、自分から声をかけることは苦手。誰にも関わらず、ひっそりと暮らしたい。そんなふうに思う人もいるかもしれません。何かがなければ、ご近所に顔見知りなどいなくても、まったく困らないのが一人暮らし。ただし、その地域で生きているのは、あなた一人ではありません。

地域とは無関係だから、無関心である。だから、ルールやマナーを無視してもいいというわけではありません。あなたの住む部屋の周りには、多くの人が生活しています。自分自身が地域住人の一人であることだけは忘れずに暮らしましょう。
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