株式戦略マル秘レポート/横山利香の「儲かる株価チャートの法則」

株式相場が低迷しても儲けられるリバウンド投資法とは

欧州の債務問題に翻弄され、世界の株式市場は低迷を余儀なくされています。しかし、このように低迷している相場であっても、投資法さえ間違えなければ儲けることがでできます。そこで、相場低迷時に活用したいリバウンド投資法について解説していきます。

横山 利香

横山 利香

投資をはじめてみよう ガイド

国際テクニカルアナリスト連盟認定テクニカルアナリスト(CFTe)、日本FP協会認定ファイナンシャルプランナー、相続士であるガイドが、自身の投資体験を元に、株式投資や不動産投資を中心とした投資情報や資産運用を紹介。

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欧州の債務問題に翻弄され、世界の株式市場は一喜一憂する日々が続いています。低迷が続く株式市場に、「損した」「株では儲からなそう」と思う人も多いかもしれません。確かに、株価が下がり続けるような状況では、株式投資で儲けることは難しいかもしれません。しかし、絶対に儲からないわけではないのも事実です。

では、なぜ儲けにくいのだと思いますか?

それは、株式相場の状況に合った投資法を実践していないからです。

順張りとは

株式を取引する際の投資法としては、株価が上昇する流れに乗って取引する「順張り」と、株価の流れに逆らって取引する「逆張り」があります。

まず順張りですが、株価が上昇すると予測できる場合に、株価が上昇する流れに合わせて株を取り引きする方法です。チャートを見て具体的に考えてみましょう。日産自動車(7201)のチャートです。
チャート

日産自動車のチャート。Yahoo!ファイナンスより。拡大画像あり


ピンク色で囲んだ部分をみると、株価が上昇していることがわかりますね。この期間内であれば、水色で囲んだ部分が売るタイミングになります。この範囲内であれば、水色の辺りで売れるように株を買う取引が順張りになります。株価は上昇していく過程ですので、順張りは儲けやすい取引方法になります。

しかし、株価が下落する場面で順張りで取引すれば、「株を買えば損」という事態になりかねず、逆張りの取引が有効になります。逆張りの取引方法については、次のページで見ていきましょう。

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