では、なぜ儲けにくいのだと思いますか?
それは、株式相場の状況に合った投資法を実践していないからです。
順張りとは
株式を取引する際の投資法としては、株価が上昇する流れに乗って取引する「順張り」と、株価の流れに逆らって取引する「逆張り」があります。まず順張りですが、株価が上昇すると予測できる場合に、株価が上昇する流れに合わせて株を取り引きする方法です。チャートを見て具体的に考えてみましょう。日産自動車(7201)のチャートです。
ピンク色で囲んだ部分をみると、株価が上昇していることがわかりますね。この期間内であれば、水色で囲んだ部分が売るタイミングになります。この範囲内であれば、水色の辺りで売れるように株を買う取引が順張りになります。株価は上昇していく過程ですので、順張りは儲けやすい取引方法になります。
しかし、株価が下落する場面で順張りで取引すれば、「株を買えば損」という事態になりかねず、逆張りの取引が有効になります。逆張りの取引方法については、次のページで見ていきましょう。