マンション物件選びのポイント/マンションの間取り

マンションの間取り研究(16)内装のトーン

マンションのモデルルームでは内装トーンのバリエーションがいくつか準備され、購入時は好みの色彩を選べるようになっています。今回はマンションで主に採用される内装のトーンとその特徴、あわせやすいインテリアは何かをまとめます。

井上 恵子

執筆者:井上 恵子

住まいの性能・安全ガイド

個性や好みを反映するインテリア

白に近いベージュのフルーリングに濃い茶の家具を合わせるとモダンな雰囲気に。

白に近いベージュのフローリングに濃い茶の家具を合わせるとモダンな雰囲気に。

ほとんどのマンションのモデルルームではいくつかの内装トーンが準備され、好きなものをセレクトできるようになっています。

住まいは住む人の個性や好みを反映するもの。パターン数は限られるものの、自分の好みの内装トーンが選べるようになったことで、インテリアコーディネートの幅が広がりました。

室内にもちいる色は、住まい手の心理的生理的に大きな影響を与え、快適さを左右します。自分にとって居心地の良い色に包まれているかどうかは、とても大切なことです。

 

好みや理想のイメージを持つこと

好みや理想のインテリアイメージをしっかり持っていないと、選ぶ段階で迷ったり、のちのち後悔することになるかもしれません。今回は、マンションの内装トーンを大まかに3つに分けて、それぞれのトーンを選んだ時に合わせやすいインテリアは何なのか、まとめてみたいと思います。

 

インテリアのイメージを決めるものは?

まず最初に、インテリアのイメージの決め手とはなにか確認しておきましょう。室内インテリアのイメージの決め手になるのは、床、壁、天井など面積の大きい部分の色、もしくは家具です。通常、大きな面積を占める色から決めていきます。マンションを購入する際に選ぶのは、面積の大きい床、壁、天井と建具の色調となります。

 

ホワイトトーン

床、壁、天井がホワイトトーンの室内。クールな印象になる。

床、壁、天井がホワイトトーンの室内。クールな印象になる。

壁、床、天井、建具が全てホワイトをメインで使用するときは、室内がクールでモダンな印象になります。

全体にやや無機質になりがちなので、インテリアコーディネートを行う際は、家具や小物、ラグやカーテンなどファブリックでアクセントをつけます。

明るい白の面積が広くなると目にまぶしく感じたり、精神的に落ち着かない感じを受けたりすることもあります。

 

ナチュラルトーン

茶系のアースカラーで統一された室内。黄色いイスがアクセントで落ち着く空間。

茶系を中心としたアースカラーで統一された室内。黄色いイスがアクセントで落ち着く空間。

明るい茶系で壁、床、天井、建具をまとめたインテリアは、最もなじみのあるナチュラルテイストのお部屋になります。

明るい茶やベージュは精神的にも落ち着く色で、インテリアもまとめやすく、人気のある北欧調、カントリー調、南欧調、アジアン調などにアレンジ可能です。最も無難にまとめやすく、暖かみのある空間になります。

自然の色である土色、木の色、空や海の色、新緑や紅葉など葉っぱの色、それらをアースカラーと言いますが、右の写真のように茶系を中心としたアースカラーでまとめると、落ち着きくつろげる空間になります。 

 

ダークトーン

濃い暗めの色が多用されたインテリア。重厚感、高級感が漂う。

濃い暗めの色が多用されたインテリア。重厚感、高級感が漂う。

こげ茶や黒など暗めの色で壁、床など広い面積を埋める時は、格調高く重厚なイメージになります。白の大理石もあわせ、モノトーンにするとモダンな空間になります。

黒は暗く、気分を沈ませます。広い面積で使う時は注意が必要で、黒が多いと重苦しく圧迫感のあるイメージになります。黒は、何かを組み合わせた時にその相手を引き立たせる色です。

色が暗めな家具やフローリングを選ぶとホコリや汚れが意外と目立ちます。日ごろのお手入れに自信のある方向けかもしれません。

 

次のページでは色が持つ特徴をまとめます。
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