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「結婚しないと子どもは育てられない」ってホント?(3ページ目)

多くの人は、結婚の最大の利点を「子供や家族を持つことができること」と考えています。結婚すれば、子どもを産み育てることに対する社会的な体裁が整い、子どもが育てやすい環境を手に入れられるかのように感じます。しかし、結婚さえすれば安心して、産み育てられるのでしょうか?

西郷 理恵子

執筆者:西郷 理恵子

恋愛ガイド

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仕事か、子どもか……個人の価値観の問題なの?

仕事か、子どもか……個人の価値観の問題なの?

既婚のキャリア女性からは、「今は仕事がとても楽しいので、子どもを持つのは、もう少し先で、ここしばらくは仕事に全力投球したい」と妊娠の先送りを考えているという話をよく聞きます。

このような女性の発言は、女性の社会進出が進んだために、人生観や仕事観が多様化したという論調で紹介され、メディアでも、「個人」の価値観の問題として取り上げられることが多いように感じます。
しかし、全国に4万6千人もいる待機児童の問題を知れば、産後の職場復帰のハードルがいかに高いかが容易に想像できます。特に、責任ある仕事を任さられるようになる30代女性にとっては、預けられる保育所が不足しているために「仕事か子どもか」の二者択一の選択を迫られているのが実情です。

ここまでで、たとえ結婚していても、経済的な不安により、安心して子どもを育てることの難しさが見えてきました。次は、事実婚で子どもを持つことと、シングルマザーの経済状況にスポットを当てて解説します。

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この記事は3回シリーズでお届けしました!全3回は、こちら↓
【1】「結婚しないと子どもは育てられない」ってホント?
【2】 事実婚の選択と、シングルマザーで子供を育てる選択
【3】子どもを持つ際に、選択肢の多い未来にしよう!

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