子供のしつけ/子供の上手な叱り方・NGな叱り方

尾木ママの「叱らない」子育て論(2ページ目)

尾木ママと言えば、『ホンマでっか!? TV』で、優しく話してくれる教育評論家として、すっかりおなじみになりましたが、その尾木ママの「『叱らない』子育て論」が、読みやすい教育&子育て書として、話題になっています。

上野 緑子

執筆者:上野 緑子

幼児教育ガイド

「叱らない」子育て術

子育ての壁にぶつかったときも、愛情をもって子どもと向き合うことがとっても大切であること、そして、「叱る」代わりに「ほめる」ことなど、子育てを楽しむ15のコツを教えてくれます。 
 

口が裂けても「やめなさい」「早くしなさい」は言わない

そのひと言で、子どもの好奇心も自発性も失われ、目先のことだけにとらわれていると、かえってママのいいなりにしかなれない、言われないとできない子どもになってしまいます。

子どもは、あらゆることに関心を寄せて、想像をふくらませて楽しみながら、じっくりゆっくり遊びながら心豊かに育っています。そのための時間なのだから、たっぷり使わせてあげましょう。
 

怒鳴りたくなったら、深呼吸して、「無理やりにでもほめる」
 

叱りたくなったらまず深呼吸し、ママが気持ちをセルフコントロールすることがとっても重要です。そして、気持ちが落ち着いたら、ここで魔法の言葉の出番!

「どうしたの?」と子どもにたずねることで、子どもも落ち着いてママの話を聞くことができますし、話をすることができます。

このように、きちんと子どもの話を聞いてみると、100%完全に子どもが悪いということはありません。その中の数%でも正しかったところ、いいところを見つけたら、そこをしっかりほめてあげます。

叱りたいと思ったときこそ、子どもをほめるチャンス。子どもを伸ばすタイミング。ママの愛こそが、子どもの芽を大きく太く伸ばしていけるの

叱りたいと思ったときこそ、子どもをほめるチャンスとは、意外な言葉ですね。叱りたいときに、子どもをほめるなんて、決して簡単なことではありません。でも、それができるようになると、子どもの親に対する信頼は一層深まり、どんなことでも、親に話してくれるようになるでしょう。

親子の信頼関係は、子育ての土台です。今度、叱りたいと思った時、深呼吸して、「どうしたの?」とたずねる努力をしてみてください。


>> その他のほめ方・叱り方のポイントはこちら

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