エアコン/エアコンの使い方

エアコン節電対策5つのポイント(2ページ目)

節電が求められている夏は、エアコンを効果的に使うことが必須です。そこで、エアコンの節電対策について、具体的な方法をご紹介します。

執筆者:戸井田 園子

その2~運転時間を1時間減らす

当たり前のことですが、運転している時間を減らせばその分節電になります。1日1時間を目標にすれば単純計算で、10時間使う人なら10%、5時間使う人なら20%の節電になります。少しずつでも時間短縮を心がけてみましょう!

■運転時間削減のコツ
エアコンのリモコン

タイマー機能を上手に利用するのも節電のコツ

外出前30分に電源を切り、帰宅後30分に電源を入れる習慣をつければ、合計1時間の削減になります。

例えば冷房の場合、エアコンを消したからといって急激に温度は上がりません。出かける30分前にOFFになるようタイマーを利用すれば、消し忘れ防止にもなりますので、ぜひ試してみて下さい。また帰宅直後は、窓を開けて換気をして下さい。昼間の熱で温まった部屋をそのまま冷房するより、壁・床・天井を外気で冷ました方が、消費電力は抑えられます。換気をしている間に、着替えたりシャワーを浴びて汗を流していれば、30分程度は稼げるでしょう。

■就寝時のコツ
寝起きイメージ

暑くて目を覚まして再びエアコンを入れるくらいなら、一晩つけておく方が節電になることも!

就寝時の利用時間を減らすため、寝てから2~3時間後にOFFになるようタイマー設定をする人もいるでしょう。しかし、朝方に暑くてエアコンを入れ直した経験はありませんか? 朝方は温度が下がっているのにも関わらず、室内が暑くなるのは、部屋の壁・床・天井自体が温まっているため。就寝後2~3時間の冷房ではそれらの部分(躯体)が冷えきらず、エアコンが切れた途端に室温が上がりだしてしまうのです。朝までそのままでいられるのであれば節電になりますが、暑くて目が覚めてしまい再びエアコンを点けるのであれば、設定温度を28~29℃にしたままつけておく方が、少ない電力で運転している分、得策と言えそうです。

運転モードも忘れずチェックを!>>

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