奉仕脳の人の恋愛
カップルが二人とも奉仕脳で接すると、穏やかな関係が持続する傾向があります。
奉仕脳の人は、相手が喜んでいる姿を自分の喜びだと考えることができるタイプ。先ほどのビジネス脳とは真逆の考え方をします。
・カップルで共同作業をしたら、分け前は半分ずつが良いと思う。
・恋人を助けることに喜びを感じ、お礼の言葉や感謝の態度がなくても気にならない。
・恋人に「助けてもらった!」と感じたら、借りを返すことより、感謝を表現しようとする。
奉仕脳寄りの人は、恋人のワガママを受け入れるときには、「自分も今度聞いてもらわないと」などと考えず、「恋人のワガガマを聞いてあげられる自分」を喜び、気分良く過ごすことができます。
ビジネス脳と奉仕脳
恋愛では楽観的な奉仕脳。しかし必ずしも良いものではありません。奉仕脳の人がビジネスの現場に立つと、「義理と人情」や「お世話になっているから」という感情が先に立ち、周りの人を混乱させたり、損失だとわかっているのに交渉せずに受け入れてしまうことも……。ビジネス脳で考える人のような、誰の目にも明らかな指針を持たないので、冷静な判断と適正な取引をしにくいのです。
奉仕脳で尽くしてくれる優しい恋人を理想としている人は多いですが、現実はそううまくいくものではありません。恋人が冷たい気がしたり、突っかかってくると感じる人は、恋人がビジネス脳で恋愛をしている可能性があります。ビジネス脳で考えていたと想像すれば、腑に落ちることも多いはず。相手が望むこと、嫌がることはわかりますよね。