新たな味を加えた、東京カレー屋名店会@秋葉原
昨年の11月19日に秋葉原南口に「アトレ秋葉原」が新設され、その一階のバラエティーフードフロアーに「東京カレー屋名店会」がオープンした。「東京カレー屋名店会」とは、お茶の水のカレー専門店「エチオピア」と神田須田町「トプカ」の両オーナーが音頭をとり、東京にあるカレーの名店を一堂に会したカレー専門店なのだ。この業態は有楽町「イトシア」内にもあるが、今回新たに神田神保町の老舗「共栄堂」も加わってオープンとなった。
前述の「エチオピア」、「トプカ」をはじめ、本郷にある欧風カレーの「プティフ」、銀座のインド・パキスタンカレーの「デリー」、そして「共栄堂」の5店舗のカレーが味わえるという贅沢なコンセプトなのだ。
ご覧のものは「5点盛コンボカレー」で、5店舗すべてのカレーが一緒盛りになった代物。2250円とちょいと割高だけど、各本店をわざわざ廻らずとも、すべての味が楽しめてしまうのだ。
一番手前から時計回りにご紹介。
「共栄堂」のポークカレー、旨味のしっかりとした滑らかな褐色のソースは一度食べたら病み付き。
「トプカ」インド風ポークカリーは、サラサラとしたスパイシーな口当たりは元気のない胃袋をシャキっとさせる。
「エチオピア」名店会オリジナルカリー(これは本店にないメニュー)はクロープの仄かに香るワイルドな大人の味わい。
「デリー」は北インドカレーの名作、バターチキン(この店は辛口デリーカレー、中辛インドカレー、極辛カシミールカレーが定番)で勝負、その濃厚にしてクリーミーな味わいにご飯が進むのだ。
そして「テレビ東京」の第2回「カレー職人選手権」で優勝したことのある「プティフ」の「欧風ビーフカレー」は、子供や女性に愛される奥深い旨味と微かな甘味をたたえる味わいとなっている。