カラーコーディネート/カラーコーディネート関連情報

人気カメラ女子に聞く!一眼レフから広がる色の世界(4ページ目)

デジタル一眼レフが普及し、女性ユーザーが3割を超えたと言われています。カメラが上手な人は、テクニックもあるけれど、撮りたいもの、表現したい色へのこだわりが明快!そこで今回は、人気カメラ女子、川野恭子さんに、カメラとの出会いによって広がった、色へのこだわりについて、お話をお伺いしました。

松本 英恵

執筆者:松本 英恵

カラーコーディネートガイド


アンティークな雰囲気を撮りたい

足元に落ちていた椿の花たち。落ちてもなお咲き続けるその姿が印象的だった一枚。

足元に落ちていた椿の花たち。落ちてもなお咲き続けるその姿が印象的だった一枚。

ガイド松本:
冬は自然光が弱くなるので、なかなかよい写真が撮れないと感じます。被写体の選び方など、川野さんが何かこだわっていることはありますか?

川野さん:
季節感を味わうという意味では、自然光の弱さも味として捉えると素敵な写真になるのではないかと思います。写真から季節を感じるのは服装であったり、光の強弱や角度であっ たり、色であったり……様々ですが、こうした要素があるからこそ、「この写真を撮影した 時期は冬の寒い時期ね」と見ている側にも伝わると思うのです。なので、その季節の特徴 を写真に取り込むことが重要ではないかと思います。

ガイド松本:
例えが、枯れ葉や落ち葉などは、秋冬ならではの色彩ですが、枯れた色、朽ちた色に美しさを見いだすことも、日本人らしい表現の1つではないかと思うのですが、汚く見えてしまうこともありますよね。

川野さん:
ワタシはよく、枯れ落ちた花びらを撮影するのですが、「枯れ」から時間の流れや命の儚さを感じさせるのが好きなのです。枯れる前の状態が美しいとなおさらそういった気持ちが強くなるというか……。サビやオールドアンティークの色に惹かれるのも同じような理由だと思います。

最後に、イルミネーションなど年末年始ならではの情景の撮影について、お話をお伺いします!

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