マカオの物価は高い? 安い?
発展著しいマカオの町並み(ペーニャ教会からマカオ半島中心部を望む)
一般的に、観光客にとってマカオの物価は総じて「安い」と感じるはずです。ただし、安かろう、悪かろうというわけではないのがポイント。豪華な雰囲気漂う4つ星以上のホテルに連泊して、きちんとしたレストランで高級食材をふんだんに使った中華料理を楽しむ、というようなことも夢ではありません。旅の予算の大半を占める宿泊と食事がリーズナブルというのは、なにより嬉しいのではないでしょうか。
円高傾向の今、消費税がないマカオでのショッピングはかなり魅力的なはず。写真は南灣湖の湖畔に開業した高級ショッピングモール「ワン・セントラル (c) One Central
最近マカオで充実してきているエンタテインメントでは、ラスベガススタイルのショーや外国ミュージシャンのコンサートチケットなら平均して日本と同じくらいの価格イメージ。ただ、席種によって安いものから高いものまでチョイスが選択肢の幅が広い。政府文化局が主催するアートフェスティバルや国際音楽フェスで催されるクラシックコンサートなど、世界の超大物アーティストの公演でありながらも市民のためにリーズナブルな価格設定をする場合もあり見逃せません。スパやマッサージも日本に比べてお安く感じる価格設定です。
そして何より、マカオは消費税がありません! 現在の円高傾向も相まって、特に高級ブランド品や化粧品などの購入をお考えの人には朗報といえるでしょう。
マカオ旅行の予算
3つ星クラスのホテルでも十分快適に過ごせる。写真は「ホテルロイヤル(皇都酒店)」の一般的な客室
ちなみに、マカオでは欧米ほどチップの習慣が浸透していません。レストランなどでは支払いの際にお釣りで受け取った小銭(多い場合はその一部)を残す程度で十分。タクシーではお釣りをきっちりもらっても全く問題ありません。あくまでも「気持ち」ですので。
マカオの通貨「パタカ」へはマカオ到着後に両替。両替所では日本円を受け付けるところが大半なので安心。帰国時にパタカから円への両替も忘れずにマカオで!
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